おしらせ
【秋華賞】ヌーヴォレコルト、レッドリヴェールら有力馬最終追い
10月19日に京都競馬場で開催される秋華賞(GI、芝2000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
前走、秋の始動戦ローズSを快勝したヌーヴォレコルトはその後栗東滞在で調整されてきた。栗東ウッドでの最終追い切りは他陣営の馬2頭を相手の3頭併せとなり、脚色で圧倒したままインからなんなく抜き去り余力十分のままそれぞれに1秒差の先着を果たしている。追えば更に突き放せそうな雰囲気にあり、前走からの上積みは極めて大きいと言える。前走マイナス体重だった馬体も滞在効果でふっくらと見せており、万全の態勢で2冠獲りへ向かえそうだ。
2歳女王レッドリヴェールは福永騎手が跨り栗東坂路で1000万下馬を追走した。まったくの馬なりで追い詰めると、そのままの手応えで1馬身半突き放しての先着。4F55秒1-1F12秒4(馬なり)と、全体時計は平凡ながらラストに見せた躍動感ある動きは確実に前走時以上のもの。馬体の張りも前走時より良く見せており、巻き返し可能な状態だろう。
春にフローラSを勝っている良血馬サングレアルは僚馬タガノグランパ(3歳オープン)と栗東ウッドで併せられた。強めに追われた相手を先に行かせ、軽く促された程度で同入と動きは上々。かなりの細身とあって中間は馬体維持に苦心した調整が続いているが、最終追いで併せ馬を行えているあたり細化の不安は感じられない。きっちり負荷をかけられていないので、そこまでの上積みは見込めなさそうだが、ひとまず力は出せる態勢だろう。
ローズSで2着だったタガノエトワールは“マツパク流”の栗東ウッド3頭併せ。じわじわとペースアップして2頭の間に割って入ると、ゴール前の仕掛けには機敏に反応しそれぞれに2馬身ほどの先着を果たしている。休養明けから9月に2戦使われ、更に良化を果たしている印象。
オークスで5着、ローズSでは4着だったブランネージュは秋山騎手騎乗で栗東ポリトラックコースを単走。1週前の坂路調教でハードに追われたのが奏功したか、行きっぷりが格段に良くなっており序盤から軽快に進む。その分終いはセーブした格好になったが、それでラスト1F12秒0とまとめられているのだから好調ぶりは疑いようはない。前走時が絶好のデキだったが、いい意味での平行線にある。
オークスで3着だったが、近2走フタ桁着順が続いているバウンスシャッセは先週のうちに栗東入りしており、最終追いは栗東坂路で中内田厩舎のカナロア(1000万下)を相手に併せ馬を行った。北村宏騎手を背に2馬身ほど先に行った相手を追い、同入に持ち込んでいる。ただし脚色ではやや劣勢。美浦での動きもいまひとつピリッとしていなかったあたり、復調に手間取っている印象だ。
紫苑Sを勝ったレーヴデトワールは1週前にハードな併せ馬を消化していることもあり、最終追いは栗東ウッドで単走、終いだけ重点のメニュー。仕掛けにはスムーズに反応し、ラスト1F12秒フラットをマークできているように文句なしの仕上がりだろう。前走からの上積み十分。
抽選を突破したセウアズールは中1週。栗東ウッド単走のメニューで、序盤こそ軽快だったが終い追われての伸びに不満が残った。前走の勝ちっぷりが鮮やかだったぶん、やや反動があるか。
9カ月ぶりとなるオメガハートロックはベリー騎手が騎乗し、美浦ウッドでオープン馬レイカーラに遅れたものの、一杯までは追わなかったもので懸念視は不要だろう。帰厩以来入念なスパーリングを消化できており、状態だけなら抜群。
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