おしらせ
【菊花賞】ワンアンドオンリー、トゥザワールドら有力馬最終追い
10月26日に京都競馬場で開催される菊花賞(GI、芝3000m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが、美浦・栗東両トレセンで行われた。
日本ダービーの勝ち馬ワンアンドオンリーは主戦・横山典騎手を背に栗東坂路で併せ馬を行った。古馬1000万下ダノンマックインとの併走からラスト、鞍上が仕掛けると機敏な反応を示しシュッと切れて2馬身先着のフィニッシュを果たしている。時計は4F53秒0-1F13秒4(強め)と驚くほどの数字ではないが、坂路ではズブいこの馬とすれば上々の部類。前走の神戸新聞杯直前の追い切りでは同じダノンマックインに遅れての入線だったことを含めて考えると久々の前走を使われて、しっかり上積みを果たしたと言える。
前走セントライト記念は2着だったトゥザワールドは川田騎手が手綱を獲り、栗東ウッドで最終リハ。バリバリのオープン馬ラブリーデイを1秒先に見て発進し、楽な手応えのままジワジワと差を詰める。そして仕掛けられた直線で鋭く伸びるとあっさり相手を抜き去り、3馬身突き放してのフィニッシュとなった。前走時もある程度の仕上がりだったが、更に上昇を果たしたようで、文句なしのデキにあるだろう。
神戸新聞杯で2着のサウンズオブアースは駆けつけた蛯名騎手を背に、栗東ウッドで併せ馬。手応えにお釣りを残しながら直線半ばで先行していた古馬500万下をあっさり交わし、そのまま鋭伸して2馬身の先着となっている。極めて高いレベルで好調を維持できていると見ていい。
神戸新聞杯で3着のトーホウジャッカルは酒井騎手を背に栗東坂路で、単走で追われた。1週前に4F51秒台を叩き出しており、この日の最終調整は終いの伸びだけを確認するに留まったが4F54秒7-1F11秒9(強め)と出色の切れ味を余力残しで披露。休みなく走っているが、目だった疲れはなく更に上昇を果たしているようだ。
神戸新聞杯で4着だったサトノアラジンは先輩オープン馬トーセンレーヴの胸を借り、栗東ウッドで最終スパーリングを敢行した。大きく先行していた相手を4角でロックオンすると、鞍上浜中騎手のゴーサインに鋭く反応しインに潜り込んでなんなくパス。余力を保ったまま2馬身半突き放して、ゴールインしている。常に攻めでは動く馬だが、それでもこの日の動きは格別。夏に休まず使われているが、いい意味での平行線にあり好調をがっちりキープできている。
神戸新聞杯で5着のヴォルシェーブは栗東ウッドで岩田騎手を背に古馬1000万下を追走。序盤では抜群の折り合いを見せると、軽くだけ促された直線であっさり相手を抜き去り1馬身の先着を果たしている。3カ月ぶりだった前走を使われての上積みはかなり大きそう。
セントライト記念で3着のタガノグランパは菱田騎手が手綱を握り、栗東ウッドで500万下馬と最終スパー。先に行く相手をアオり気味に進んで、栗東坂路で併せ馬。準オープン馬エーシンザヘッドを3馬身ほど追い、ゴーサインが出されたラスト1Fで弾けるとスッと前に出て半馬身の先着となった。序盤やや行きたがった部分は3000m戦でどうかだが、気配そのものは上積み十分だ。
青葉賞の勝ち馬ショウナンラグーンは主戦・吉田豊騎手を背に、美浦ウッドで古馬1000万下を追走する併せ馬を行った。相手は稽古で走るタイプだが、手応えにお釣りを残しながらこれを追い詰め同入に持ち込んでいる。前走時の稽古内容にはやや重苦しさがあったが、叩かれた今回は素軽さ満点。上積みは大きそう。
条件戦2連勝と勢いに乗るゴールドアクターは1週前にハードな併せ馬を消化しており、輸送を控えたここは調整程度の内容。吉田隼騎手を背に美浦ウッドでの併せ馬となったが、終始楽な手応えながら大きく先に行った相手と同入を果たしている。中8週だが中間入念に乗り込まれており、勢いは持続できている。
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