[結果]【アルテミスS】ココロノアイが早め押し上げから後続も封じてV

11月1日、東京競馬場で開催された2歳牝馬の重賞・アルテミスS（GIII、芝1600m）は、9番人気ココロノアイ（牝2、美浦・尾関）が中団から早めに押し上げると、直線で抜け出し後続の追撃も振り切って勝利を収めた。勝ちタイムは1分34秒4（稍重）で、鞍上は横山典騎手。1番人気だったレッツゴードンキは後方から猛然と追い上げたが勝ち馬にハナ差及ばず2着、そこから1馬身1/4差の3着には先行集団から渋太く脚を伸ばした11番人気トーセンラークが入った。なお2番人気のシャルールは中団で競馬を進めたが伸びを欠き、勝ち馬から1秒0差の8着に終わっている。

配当は単勝1580円、馬連3190円、馬単7760円、3連複2万4100円、3連単13万7140円。

プリメラアスールが返し馬での暴走によって競走除外となり、ゲートインしたのは17頭。スタートで大きく出遅れたココロノアイだったが、向こう正面でペースがやや緩んだところを押し上げていき、先団に取り付く。逃げたリバークルーズ、2番手スマートプラネット、3番手トーセンラークら先行勢が直線でも粘り腰を見せるが、直線半ばで仕掛けられたココロノアイがこれらを抜き去り先頭へ躍り出た。そこへ後方から人気のレッツゴードンキが襲い掛かってきたが、これを凌いでココロノアイが初の重賞勝ちを収めている。

▽【ココロノアイ】
父ステイゴールド
母ビューティソング
母父デインヒル
通算3戦2勝（うち重賞1勝）
※祖母は中央2勝、オークスと桜花賞でそれぞれ3着のマックスジョリー

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