【スワンS】ミッキーアイル、フィエロら有力馬最終追い

11月1日に京都競馬場で開催されるスワンS（GII、芝1400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

NHKマイルCの勝ち馬ミッキーアイルは浜中騎手を背に栗東坂路を単走し、4F51秒1-1F12秒7（強め）の好時計を余力残しでマーク。ここを復帰目標に据え、入念に乗り込まれた成果で狂いはなく順調に仕上がっているようだ。

2走前のマイラーズCでは2着だったフィエロは福永騎手を背に栗東坂路で併せ馬。4F52秒6-1F12秒1（一杯）と上々のタイムを出し、2馬身先だった古馬1000万下と同入に持ち込んだ。これで帰厩以来7本目の併せ馬消化で、申し分のない仕上がりにある。

スプリンターズS16着からの巻き返しを期すガルボは美浦ウッドで終いだけ重点の最終リハ。追われてやや伸びを欠いたあたり、前走からの良化度合いは乏しい。状態は良く言ってなんとか平行線というところ。

GI馬サダムパテックは栗東坂路を単走。坂路でそこまで時計が出ないタイプだけに、4F52秒7-1F12秒9（一杯）ならば十分だろう。年齢的なものもあり大幅上昇！とまでは言えないものの、前走時からは着実に上向いているようだ。

前走ポートアイランドSで3着だったサンライズメジャーは栗東坂路で追われている。4F54秒7-1F12秒7（馬なり）と、助手騎乗で単走だったことを考えれば悪くない切れ味を披露している。3カ月半ぶりの前走を叩かれ、目論見どおりの上昇を果たしたと見ていい。

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