【アルテミスS】アールブリュット、シングウィズジョイら有力馬最終追い

11月1日に東京競馬場で開催されるアルテミスS（GIII、芝1600m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが美浦、栗東両トレセンで行われた。

中間一頓挫あったアールブリュットだが、すぐに乗り込みを開始できており影響は皆無といったところ。1週前の併せ馬でエンジンにしっかり点火は完了したようで、単走・馬なりだった最終追いは馬なりながら抜群の行きっぷりからラストも12秒2と上々の切れ味でまとめている。4カ月半ぶり、初のコースというハンデを楽にクリアできそうな仕上がりぶりだ。

前走野路菊Sで2着だったシングウィズジョイは栗東坂路で終いだけ重点の内容。4F56秒1-1F12秒2（一杯）と前半でタメたぶん、しっかり弾けており2歳馬相手に追走先着を果たしている。1週前は古馬オープン・マーティンボロに先着するなど、動きの良さは格別のものがあり前走からの上積みはかなり大きい。

前走サフラン賞で2勝目を挙げているスマートプラネットは美浦坂路で終いを伸ばされ4F58秒0-1F13秒9（強め）。単走とは言え時計は強調できるレベルでなく、追われての伸びにも欠けた。前走からは横ばいといったところか。

札幌2歳Sで3着に入ったレッツゴードンキは栗東坂路を単走し、4F52秒6-1F12秒5（馬なり）の好タイムをマーク。中間にハードな併せ馬を3本消化した効果が如実に現れており、久々を感じさせないデキに仕上がったようだ。

前走のアスター賞で2着だったテンダリーヴォイスは美浦坂路で僚馬レーザーバレットを追走。相手が仕上がり途上だとは言え、1秒先に行ったオープン馬をきっちり追い詰め同入に持ち込む上々の内容となった。久々だった前走から確実に上積んできている。

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