【京王杯2歳S】前走が渋太かったニシノラッシュ

11月8日、東京競馬場では2歳の重賞・京王杯2歳S（GII、芝1400m）が行われる。

1200mの新馬戦で勝ちあがったニシノラッシュだが、2ハロン延長を苦にせずデビュー2戦目の新潟2歳Sで3着の健闘。前走は休み明けで、ラストはやや苦しくなったが後方からの強襲を渋太く凌いで勝利をモノにしている。叩かれた上積みを考えれば重賞でも勝ち負けできるだろう。

実績で頭ひとつ抜けているのが函館2歳S勝ちのアクテイブミノルだ。ここまで2戦2勝はいずれも函館芝1200mを逃げ切ってのものだけに、同じレースが東京でできるかどうかはひとつのカギになるが、中間は古馬準オープンを圧倒する動きを見せていて、仕上がりに関しては文句なしと言える。

すべて芝1200mで3戦2勝のサフィロスだが、じっくりタメをきかせての瞬発力勝負で成績を残しているあたり1ハロンの延長程度ならなんなくクリアしそうだ。中間は軽快そのものの動きを見せており、ひと息入っていた前走を使われての上積みはかなり大きそう。

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