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【エリザベス女王杯】ヌーヴォレコルト 外回りならねじ伏せる 

11月9日、京都競馬場ではエリザベス女王杯(GI、芝2000m)が行われる。

栗東に滞在させ、抜かりのない仕上げで秋華賞に臨んだヌーヴォレコルトだったが、ショウナンパンドラをクビ差捉えられずの2着。ショウナンにインで巧く立ち回られたぶんの差で、力負けでは決してなかった。距離延長、外回りに替わる今回はねじ伏せる。前走が抜群の状態と思えただけに美浦に戻っての再輸送で状態維持が課題となるが、終いだけとは言え騎手騎乗で一杯まで追えた中間の動きを見る限り、問題はないだろう。オークスではあのハープスターの追撃を凌いで世代の頂点に立っており、斤量差を加味すれば古馬との初対戦でも主役を張れる。

このレースに過去3回挑んで4着、10着、6着のホエールキャプチャ。ベスト条件は東京コースのマイルで、やや守備範囲外なだけに致し方ない部分もあるが、強豪揃った札幌記念で3着に入るなど6歳にして元気一杯。昨年は勝った府中牝馬Sは今年3着だったが、明らかに仕上がり途上で外めの枠もキツかった。上積みには大きく期待できそうで、立ち回りひとつで“4度目の正直”があって驚けない。

秋華賞では挑戦者という立場ゆえにイン強襲策を選択することができ、圧倒的人気を背負ったオークス馬を打倒してラスト1冠を制したショウナンパンドラ。もちろん立ち回りだけではなく、この馬自身の成長度合いが大きかったのが最大の勝因と言えるだろう。8月から休みなく走っているが、中間に坂路で一杯まで追われての併せ馬を消化できるなど疲れどころか、更に勢いに乗った感さえ。こちらも初の古馬との対戦となるが、見劣らない。

ヴィルシーナは3歳時に秋華賞でジェンテルドンナにハナ差2着、続くエリザベス女王杯でレインボーダリアにクビ差2着。古馬となって安定しない時期もあったが、この春はヴィクトリアMを連覇、宝塚記念は勝ち馬ゴールドシップにこそ水を開けられたが牡馬混合のGIで大威張りしていい3着と力そのものに衰えは感じられない。復帰戦と予定していた府中牝馬Sを回避し、宝塚記念以来のぶっつけ本番となる誤算はあったが調整そのものは順調かつ充実の内容をこなせている。マイペースで運べて、勝負根性比べになるようなら上位に踏みとどまるシーンまで。

昨年このレースを制したのは秋華賞勝利から勢いに乗って臨んだメイショウマンボだ。京都で無類の強さを誇ってきただけに牡馬相手とは言え、前走京都大賞典での10着が案外に思えるが典型的な叩き良化型だけにそう悲観視しなくてもいいのかもしれない。目論見どおりに気配は上向いてきて、1週前はウッド調教で躍動。牝馬同士ならまったく底を見せていないだけに、一発があっても驚けない。

古馬となった今年マーメイドSで重賞初勝利を遂げたディアデラマドレ。休み明けかつ相手もグンと強くなった前走府中牝馬Sを勝ち切るあたり、地力強化はいよいよ本物だろう。年齢を重ね、しっかりタメがきくようになってきたのも大きい。京都外回りは格好の舞台で、目下の充実度からすればGI常連組と相対してもなんら見劣らない。乗り込みも入念そのもので、極めて高いレベルで好調を維持できている。

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