[結果]【京王杯2歳S】11番人気セカンドテーブルが渋太く逃げ切り初重賞制覇

11月8日、東京競馬場で開催された第50回京王杯2歳S（GII、芝1400m）は、道中で先手を奪って逃げた11番人気セカンドテーブル（牡2、栗東・崎山）が、直線でも渋太く粘り通し先頭を譲らぬまま逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは1分21秒5（良）で、鞍上は戸崎騎手。1馬身半差の2着は後方から脚を伸ばした3番人気のサフィロス、そこから半馬身差の3着には中団後方で進んでいた1番人気のニシノラッシュが入線した。なお2番人気のワキノヒビキは最後方に構え、直線では良く伸びたが前が止まらない流れでもあり勝ち馬に0秒7差の7着に終わっている。

配当は単勝3440円、馬連9560円、馬単2万3830円、3連複9620円、3連単8万9780円。

2番枠アクティブミノルが好ダッシュを決めたが、その機先を制してハナを奪ったのは隣枠のセカンドテーブルだった。前半6ハロンが35秒4で、決して楽なペースでの逃げではなかったが直線に入っても逃げたセカンドテーブルの脚色は衰えない。後方に構えていたサフィロスが好位追走勢を捌くのに手間取り、同じく後方からこちらは外へ回されたニシノラッシュがコースロスに泣いたのを尻目に、ゴール前で二枚腰を使って更に伸びたセカンドテーブルがセーフティリードを保って先頭ゴールインを果たしている。父トワイニング産駒のJRA重賞勝ちは2007年東京スポーツ杯2歳S（フサイチアソート）、2010年平安S（ロールオブザダイス）に続いて、これで3勝目。

▽【セカンドテーブル】
父トワイニング
母モカサンデー
母父サンデーサイレンス
通算3戦2勝（うち重賞1勝）


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