アドマイヤラクティが競走馬登録抹消

今月4日、オーストラリアのフレミントン競馬場で開催されたメルボルンC（GI、芝3200m）に出走したアドマイヤラクティ（牡6、栗東・梅田智）が、11月13日付けで競走馬登録を抹消したことがJRAより発表された。同馬はこのレースに出走後、急性心不全を発症して馬房で倒れ、そのまま息を引き取っていた。

同馬は2010年にデビュー。当初は芝中距離を中心に使われてきたが、2013年に出走したダイヤモンドS（GIII、芝3400m）で重賞初勝利を挙げて長距離路線の能力を開花させた。この勝利を足がかりに天皇賞・春へも出走を果たす（4着）。今年10月にはオーストラリアのコーフィールド競馬場で開催されたコーフィールドC(GI、芝2400m）へ出走、接戦を制し初の海外遠征競馬にして自身初のGI勝ちを飾っていた。

▽【アドマイヤラクティ】
父ハーツクライ
母アドマイヤテレサ
母父エリシオ
通算28戦7勝（うち海外2戦1勝）、重賞2勝

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