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【マイルCS】京都巧者トーセンラー 連覇は射程圏内

11月23日、京都競馬場では2014年下半期のマイル王を決定するマイルCS(GI、芝1600m)が行われる。

こと京都外回りコースでは無類の強さを誇るトーセンラー。菊花賞3着、天皇賞・春で2着、そして昨年のマイルCSではマイル初経験ながら優勝と、距離不問での好走を続けている。前走京都大賞典はメンバー最重量の58キロを背負い、勝負どころでは包まれて動けない不利もありながら3着を確保。あらためてコース相性の良さを感じさせた。昨年同様のローテーションで、調整に狂いはない。常に稽古で良くみせるタイプではあるが、それを差し引いても1週前の追い切りで見せた切れ味は絶品。高いレベルで安定しており、連覇は十分に射程圏内だ。

NHKマイルCを勝利し、勢いに乗って挑んだ安田記念では16着に沈んだミッキーアイル。デキや古馬相手うんぬん以前に不良馬場がまったくフィットしなかったもので、度外視できる敗戦だろう。休養をとって臨んだ秋の復帰戦スワンSではスタートで安目を売りながらも自分の形に持ち込み、勝利する上々の滑り出し。2着馬にはクビ差まで迫られたが、まだ手応えにはお釣りが残っており、見た目以上の内容だったと言える。12日の1週前追い切りは放馬となり、カラ馬状態で坂路を駆け上がったため4ハロンで49秒8の猛時計となってしまったが、言わば斤量ほぼゼロでのもので、オーバーワークという心配は無用。外傷などもなく、14日に栗東Eコースで15-15を消化できているし、問題はないだろう。今週スムーズに調整できれば、前走以上の状態には仕上がってくるのではないか。

今年4月のマイラーズCで、レコードを更新するオマケ付きの復活Vを遂げたワールドエース。前走毎日王冠では多少出遅れたものの、リカバリー可能な範囲だったはずだが直線でまったく脚を使わないまま1番人気を裏切る13着に沈んでしまった。不可解な敗戦に陣営サイドも首を捻るが、序盤に下げていったことで嫌気を差してしまったというあたりが原因だろう。自身初の掲示板外、フタ桁着順と嫌な負け方をした後ではあるが、レコードを樹立した京都に舞台が戻れば巻き返しの可能性は十分。1週前の稽古にはブドー騎手が跨り、栗東坂路4ハロン51秒7(一杯)の好時計をマークするなど、ひと叩きされすこぶる良好な状態面も逆襲を後押しする。

グランデッツァは芝1800mの日本レコードホルダー。記録を樹立した舞台は京都競馬場で、コース相性が悪かろうはずもない。重賞2つを含むキャリア4勝すべてが芝1800mでのもので、マイル経験は不良馬場で参考外としていい今年の安田記念(10着)のみ。良馬場で、の条件はつくがそこまで層が厚くない現状のマイル戦線ならば、1800mのスペシャリストでも十分に通用しそうではある。夏に一戦挟んでいるのが気にはなるものの、中間の活気を見る限り前走を使われての上積みは見込んで良さそうだ。

昨年のこのレースで3着、不良馬場だった今年の安田記念では4着とマイルでは崩れない走りを見せてきたダノンシャークだけに、前走勝ち馬に0秒3差だったとは言え富士Sでの7着が案外だった。ただし中間はグンと良くなってきたようで、栗東坂路で自己ベストを1秒更新する猛時計4F50秒8をマーク。【3.4.3.2】と得意の京都に戻ることもあり、逆襲は十分に考えたい。

重賞未勝利馬によるGI制覇、がトレンドとなっている感があるが、今回のメンバー内で当てはまるうちの1頭がフィエロだ。藤原英厩舎独特のじっくり成長を待つ方針もあり3歳時は一戦のみ。4歳となった昨シーズン後半から力をつけ、オープンまで上り詰めてきた。過去掲示板を外したのは未勝利勝ちから半年ぶりで、馬もまだ完成していなかったデビュー2戦目と、不良馬場だった今年の安田記念の2戦のみ。マイラーズCではワールドエースのレコード駆けに2着、前走休み明けでプラス14キロだったスワンSで0秒1差の3着と、こと良馬場なら底を見せておらずGI勝ちが重賞初制覇、となってもなんら驚けない好素材だ。中間は軽快な動きを見せており、上積みは十分にありそう。GIで互角にやれそうな態勢は整っている。

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