おしらせ
【地方競馬トピックス】準3冠ハッピースプリントが始動戦迎える
■11月26日、園田競馬場で2歳馬の交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(JpnII、ダ1400m)が開催される。
まず注目は小倉の未勝利、そして前走交流重賞エーデルワイス賞とダートでは無傷の2連勝で来ているウィッシュハピネス(牝2、栗東・沖)だ。連勝はいずれも逃げてのもので新馬戦では6馬身差、重賞の前走でも3馬身差をつけ、後続にまったく影を踏ませていない。初の園田で1ハロンの距離延長となるが、小回りコースは当然大歓迎だろうし、中間も併せ馬を2本消化できるなど好調も持続。ここでも圧巻の逃走劇を見せてくれそう。キャプテンシップ(牡2、栗東・森)は新潟の新馬戦、阪神の500万特別とデビュー以来ダートで2連勝。前走の500万特別ではタメる形に出て、初めて砂を被る経験をしたがしっかり我慢がきき、直線では一気の差し脚で快勝している。ソエによる休養明けだが、帰厩後は坂路50秒台の猛時計を連発しており、デキは絶好だろう。脚質に幅があるのは大きなアドバンテージだ。地方馬ではホッカイドウ競馬の2歳三冠路線のひとつブリーダーズゴールドジュニアC(HI)で2着に0秒7差をつけての完勝を収めているオヤコダカ(牡2、ホッカイドウ・原孝)を有力視したい。前走の北海道2歳優駿では先行争いが厳しくなったぶん、終いの脚を失くしての5着。今回も強力な同型が存在するあたりがどうかだが、離れた2番手でスムーズに進めればゴール前での粘りも違ってきそう。
■2歳時にJRAの東京スポーツ杯2歳S(GIII、芝1800m)で2着に入り3歳となった今年、JRAの京成杯(GIII、芝2000m)を制したプレイアンドリアル(牡3、川崎・河津裕)が11月18日付で登録抹消、現役引退となったことが神奈川県川崎競馬組合から発表された。
同馬はホッカイドウ競馬所属としてデビューし、デビュー2戦目で岩手競馬の重賞・ジュニアグランプリ(芝1600m)を制覇。3戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは中央初挑戦ながら勝ち馬イスラボニータのクビ差2着と好走を果たした。朝日杯FSで7着に入った後、川崎競馬に移籍。明けて今年2014年1月に臨んだ京成杯を制覇する。オーナー岡田繁幸氏の夢である“地方所属のまま中央クラシック制覇”の期待を一身に背負う存在となったが、京成杯後に右前脚繋靭帯炎を発症。回復の見込みがないことから引退が決定した。今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬となる予定とのこと。
▽【プレイアンドリアル】
父デュランダル
母シルクヴィーナス
母父ティンバーカントリー
※通算5戦3勝(うち中央で3戦1勝)。重賞勝ちは中央1、地方1の2勝
■明日11月26日、大井競馬場では勝島王冠(SIII、ダ1800m)が開催。年末の東京大賞典に向け、南関所属馬にとっては重要な前哨戦となる。
ハッピースプリント(牡3、大井・森下淳)は今春の南関牡馬3冠のうち、羽田盃と東京ダービーで圧勝。3冠目の交流GI・JDダービーでは2着に敗れたが中央のカゼノコに強襲されハナ差だけ差されたもので力負けではなかった。今回は4カ月ぶりの復帰戦、初の古馬との対戦になるが準3冠馬にとって負けられない一戦になる。ハッピースプリントの前に立ちはだかりたい古馬勢のなかでは2走前の東京記念(SII、ダ2400m)を勝ったユーロビート(セ5、大井・渡辺和)が最有力か。東京記念で2着に退けたサミットストーンは白山大賞典で2着、浦和記念を優勝と中央勢と互角以上の走りを見せているだけにユーロビートも地方馬相手なら、そうやすやすと負けるわけにはいかないだろう。このレースでは8月に中央の登録を抹消され、大井に移籍したモンテエン(牡7、大井・佐々木洋)が移籍後初の出走を果たす。モンテエンは中央時代に芝のレースしか経験がなく、近親もトキオエクセレント(青葉賞勝ち)やタガノマイバッハ(大阪杯勝ちなど)と芝での活躍馬が多いだけに血統的には未知数だが、中央のオープンでも好走した脚力を考えればいきなりの通用があって驚けない。
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