07年東スポ杯優勝フサイチアソートが引退　乗馬に

2007年の東京スポーツ杯2歳S（JpnIII、芝1800m）を制したフサイチアソート（セ9　美浦・岩戸）が、本日11月28日付けでJRAの登録抹消、現役引退となることが発表された。今後は北海道日高郡のノルマンディーファームにて乗馬となる予定とのこと。

同馬は2007年10月に新馬戦を勝利、続くデビュー2戦目の東京スポーツ杯2歳Sを制し重賞ウイナーとなった。明けて3歳シーズンは弥生賞12着、皐月賞8着など振るわなかったが同年末の中日新聞杯で10番人気ながら2着に好走。以降は芝中距離のオープンクラスで走り続けるも、馬券に絡むシーンはなかった。2010年11月障害入り初戦の未勝利戦で3着に入りこの路線に活路を見出すと、翌2011年7月に障害未勝利戦を勝って3年8カ月ぶりの美酒を味わう。その後は、障害オープンクラスを舞台に活躍を続けていた。ラストランは今年11月22日の秋陽ジャンプS（14着）。

▽【フサイチアソート】
父トワイニング
母アーネストデザイア
母父サンデーサイレンス
※通算44戦3勝、うち重賞1勝

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