おしらせ
【チャンピオンズC】コパノリッキー、インカンテーションら有力馬最終追い
12月7日に中京競馬場で開催されるチャンピオンズC(GI、ダ1800m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
2月のフェブラリーSを制したコパノリッキーは、栗東ウッドで古馬1000万下を0秒3追走する最終デモ。コーナーを大きく回り、馬なりの相手目がけて仕掛けられたが最後までキャッチアップできずクビ差の遅れに終わっている。見栄えは良くないが、もともと攻めではそれほど動かないタイプ。前走快勝の反動はなく、しっかり負荷をかけることができたことは評価していい。前走時より素軽さは増しており、一定の上積みはありそう。
みやこSを快勝したインカテーションは栗東坂路で僚馬との併せ馬を敢行した。馬なりの相手に対し、手応えは劣勢でなんとか同入に持ち込むのが精一杯。時計も4F54秒1-1F13秒9(一杯)と目立たないが、この馬も稽古ではそこまで動かないタイプで、懸念視は不要だろう。前走時にある程度仕上がっており、上積みこそ強調できないがビシッと追うことができているあたり体調面の不安はなく、デキ落ちは感じられない。
旧JCダートで過去3年連続2着のワンダーアキュートは植野騎手(レースは武豊騎手)を背に栗東ウッドを単走。軽快な行きっぷりから速いラップを刻んだが、終いも脚色鈍ることなくラスト1ハロンを13秒2でまとめている。馬体は引き締まっており、久々だった前走を使われ型どおり上積んで来ているようだ。
前走JBCクラシックで2着だったクリソライトは、栗東坂路で松若騎手(レースはW.ビュイック騎手)を背に準オープン馬と併せられ1馬身の先着を果たした。4F52秒2-1F12秒8(一杯)で、現状時計の出にくい馬場コンディションを考えれば時計もかなり優秀。高いレベルでの好調をしっかりキープして臨めそうだ。
フェブラリーSでは2着だったホッコータルマエは幸騎手が手綱を握り、栗東坂路で併せ馬を行った。500万下馬を追走し、終いに仕掛けられると脚力の違いを見せつけ抜き去り1馬身半差先着。4F55秒1-1F12秒8(一杯)と、ラストは上々の伸びだったことは数字面も物語っている。復調途上で、まだ万全とは言い切れないが前走時からは着実に良化を果たしたようだ。
今年ダート重賞2勝と力をつけてきたクリノスターオーは栗東坂路で4F54秒0-1F12秒2(一杯)をマーク。大きく先行したオープン馬を目標にスタートし2馬身捉え切れなかったが、相手は騎手騎乗だったこともありクリノ自身も重い馬場のなかラストは切れに切れていた。休み明け3戦目を前に、抜群の状態にある。
前走JBCレディスクラシックを制したサンビスタは今回初コンビとなる松田騎手が跨り、栗東坂路で感触を確かめた。終始楽な手応えで、軽く促されたラストで1F12秒6(馬なり)の切れを披露。中間は短期放牧後、順調にスパーリングを消化しており仕上がりは上々だ。牡馬相手でも見劣らない走りができそうな雰囲気にある。
10月の南部杯を制したベストウォーリアは、栗東坂路で金鯱賞出走予定のオープン馬ニューダイナスティと最終スパーリングを実施。先行する相手を力強く追い、ロックオンしてからは機敏な反応を見せ一気に突き放した。混み合う時間帯で前方に他陣営の馬がいたにもかかわらず、ゴール前で更にひと伸びし4馬身の先着。4F53秒0-1F13秒0(強め)と時計も上々で、目下ピークのデキにあると見て良さそう。
一昨年のJCダート覇者ニホンピロアワーズは酒井騎手を背に栗東ウッドで併せ馬。3歳1勝馬を追い、これを問題にせず抜き去ると5馬身の先着を果たした。仕上がりひと息だった前走からの上積みはかなり大きく、ガラリ一変の姿を見せている。
7月のエルムSで1年半ぶりの勝利を挙げたローマンレジェンドは栗東Bコースで岩田騎手を背に実戦を想定した併せ馬を消化。まず500万下馬を交わし、更に先に行く準オープン・ダノンミルを目標に追われると鞍上の叱咤に応えグングン伸びゴールでは半馬身の先着を果たした。6ハロン全体78秒5、ラスト1ハロン11秒4と時計面でも申し分ない。今回は5カ月ぶりになるが、それを感じさせない絶好のデキに仕上がっている。
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