おしらせ
【チャンピオンズC】初代“王者の中の王者”となるか コパノリッキー
12月7日、中京競馬場ではチャンピオンズC(GI、ダ1800m)が行われる。昨年までのJCダートが改称となり、開催場所を中京に移しての新たな一歩。「チャンピオンズ」の名にふさわしくGIタイトルホルダーが大挙集結しており、見ごたえのある一戦になりそうだ。
今年2月のフェブラリーSを最低16番人気で制したのがコパノリッキーだ。その後、交流GIで3回走り2勝2着1回。特に前走のJBCクラシックでは手応えたっぷりのまま、2着に3馬身差をつけての逃げ切り勝ちを見せるなどその実力に疑いを抱く余地は最早いささかもないと言っていいだろう。地方各場への対応ぶりを見るかぎり、初の中京コースで戸惑うことはないはず。前走時ある程度仕上がっており、この中間は終いの反応を見る程度の稽古内容にとどまっているが力強い伸びからは一定以上の上積みはありそう。初代の“チャンピオン・オブ・チャンピオンズ”にもっとも近い存在だろう。
クリソライトは前走のJBCクラシックで1番人気2着。休み明けのコパノリッキーに3馬身及ばなかったあたり力の差を 見せつけられた感はあるものの、崩れず連対を果たしたのは好調の証だろう。3走前のマーキュリーCでは酷量59キロで2着に入り、2走前の日本テレビ盃では2着に7馬身差をつけて圧勝。3歳時にJDダービーを制しながら一時期は不振に陥っていた素質馬が完全に復調を果たしている。中間の追い切りでは併せ馬で遅れたが相手はオープン馬クランモンタナだったし、自身もまずまずのタイムで走った。デキ落ちはない。
旧JCダートでは過去4回走って2009年は6着、2011年から2013年までは連続2着という成績のワンダーアキュート。あと1カ月で9歳のシーズンを迎える古豪だが、6月の帝王賞ではコパノリッキーを撃破するなど衰えの色はない。1週前追いは騎手(植野騎手。本番は武豊騎手が騎乗予定)が騎乗した割には伸びを欠いたが、馬場が渋っていた影響が多分にあったもの。馬体の張りは良く、依然いい状態だろう。交流GIは過去2勝しているが、JRAのGIは未勝利。悲願達成なるか。
ホッコータルマエは過去交流GIを5勝。しかし3月のドバイWCでは力を出し切れず最下位16着に終わり、帰国後の復調にも手間取ってしまった。前走JBCクラシックは稽古での動きから、明らかに復調途上を感じさせるなかでの出走だったがコパノリッキーの逃げを3番手で軽快に追走。ラストこそ息切れしたものの、0秒8差の4着とやはり力のあるところをアピールしてみせた。この中間も格下馬に脚色で見劣るなど、ひと叩きで即上昇とまでは言い切れないものの多少なりともの前進は感じられる。ステッキも入る猛稽古をこなせていること自体評価していいし、最終追いでの変わり身にも期待できそう。
8カ月ぶりの復帰戦だったエルムSで3着と上々の滑り出しを見せたインカンテーションはその後オープン特別で2連勝、そして前走みやこSで鮮烈な差し脚を使って久々の重賞Vを果たしている。典型的なサウスポーのこの馬が右回りコースで勝ち切ったのは力をつけた証拠で、撃破した相手も強かった。GI級への出走は昨年のJCダートで14着に敗れて以来となるが、もはや挑戦者ではなく主役の一角として胸を張っていい立場にいる。前走時にある程度の仕上がりで臨んでおり、反動が心配されたが坂路で見せているキビキビとした動きからはデキ落ちは感じられない。得意の左回りコースで一気の戴冠なるか。
今回のレースでの紅一点がJBCレディスクラシックを制したサンビスタだ。12月6日のクイーン賞に進んでいればハンデはある程度背負ったにしても恐らくタダ貰いだったはずだが、ここに目標を切り替えてきた。牡馬相手でも一定の勝算はあり、というところか。短期放牧を挟んでここまで併せ馬を4本消化。前走時より更に充実の雰囲気はあり、軽視できない存在となってきそう。
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