おしらせ
【ステイヤーズS】昨年の覇者デスペラードは素軽さ満点
12月6日、中山競馬場ではステイヤーズS(GII、芝3600m)が行われる。
昨年のこのレースで2着に3馬身半差と強い勝ち方をしたデスペラードが、今年も参戦。この秋は2走して8着、9着と成績ひと息だが、昨年も同様のローテで成績も10着、6着と来ていただけに叩き3戦目のここでそろそろ走ってきそうだ。一昨年は勝ち馬トウカイトリックに0秒2差の3着しており、コース相性も文句なし。いかにもの叩き良化型で、この中間は更に気配を上げてきている。1週前追いでは小林騎手を背にして栗東ポリトラックで終い重点に追われ、楽にラスト1ハロンを11秒5で走り抜けた。素軽さ満点で、この秋ではいちばんいい状態と言える。
昨年はこのレースに格上挑戦し、5着だったクリールカイザー。今年の春に準オープンを勝ち、改めてオープン入りすると8月の札幌日経オープンで4着、オールカマーで3着、アルゼンチン共和国杯で2着とクラス通用の走りを見せている。地力を大きく増した今なら、昨年1秒0離されたディフェンディング王者と互角の走りがあっていいだろう。1週前追い切りでは準オープン馬に脚色で見劣ったが、追走差はあったし相手は稽古駆けするタイプでもあった。馬場が悪く、終いバタッと止まる馬もいる中で、最後まで気持ちを切らさず伸びたのは評価していいだろう。好調維持。
ホッコーブレーヴは1番人気に推された前走アルゼンチン共和国が2秒1差の14着大敗と案外な結果に。外めの枠で前に壁ができず、脚をタメられなかったのが敗因、とは陣営サイドの分析だが、それにしてもいささか負けすぎだった感はある。気性面での難しさを抱えるだけに信頼し切れない部分があるにせよ、それでも日経賞で2着、天皇賞・春でタイム差なしの3着と力はあるだけに、スムーズならば頭まであって驚けない。1週前追いで2歳未勝利を突き放せなかったあたりは良化スローを思わせたが、これまでの調整パターンを変え日曜追いでポリトラックに入って終いを伸ばされたのがいいスパイスになる予感。状態面に関しては前走以上のものが見込めそうだ。
フェデラルホールは菊花賞で4番人気に推されたこともある長距離巧者だが、走りにパンチを欠き勝利の2文字とは随分ご無沙汰だった。が、前走の1000万特別で果敢にハナを切りそのまま押し切って勝利。実に2年ぶりの美酒を味わっている。辛勝ではあったが、改めてのブリンカー着用が奏功したという収穫は大きく、逃げ戦法が自分の形となってくればオープンクラスでも見劣らないはず。このレースには昨年挑んでおり6着。そこから大きく着順を上げてきて驚けない。
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