【先週のお別れ】ベルシャザールの半兄　ナイトフッドなど

[11月26日抹消]
ナイトフッド（牡8、美浦・新開）
通算成績
42戦5勝
ナイトフッドは半弟にJCダート、武蔵野Sを制し、日本ダービー3着入線などの成績を残したベルシャザール、母は府中牝馬Sを勝ったマルカキャンディという血統。ソエ発症により2歳時のデビューは叶わず、3歳の3月にメイクデビューを果たした（4着）。次走では2着入線と順調に着順を上げていき、4戦目で初勝利を手にしている。その後芝の中距離を中心に活躍を続けていたが、1000万下で頭打ちの結果が続き、掲示板に載ることさえ厳しくなっていた。4歳の10月に心機一転、出走したダート戦では初出走ながら、いきなり勝利をさらってダート適性の高さを見せつけている。新たな活躍の場を見出したナイトフッドは、ダートで順調に勝ち上がり、7歳の2月に白嶺S(1600万下)を勝ってオープン入り。マーチSや武蔵野Sの重賞にも出走を果たした（6着、5着）。しかし、ここでもクラスの壁に苦しみ、先月出走した霜月S（10着）を最後に中央登録を抹消、今後は川崎競馬への移籍を予定しているとのこと。

[11月29日抹消]
オメガラヴィータ（牝4、美浦・武藤）
通算成績
19戦2勝
叔母にオークス馬のエリンコート、近親には地方で9勝を挙げているオメガキングコングらがいる血統背景。オメガラヴィータは2歳の10月に東京ダート1400mでデビュー、5戦目となる3歳未勝利で初勝利を挙げている。芝戦線へ寄り道もしたが、やはり良積のあるダートへ戻ってきた。出走するたび重馬場、不良馬場など、馬場状態に恵まれなかったこともあり歯がゆい成績が続いていたが、今年8月M.エスポジート騎手に導かれて1000万下へ昇級を果たしている。以降は10月に出走した3歳上1000万下（8着）がラストランとなり、中央登録抹消の運びとなった。なお、同馬には2歳の半弟がおりデビューへ向け準備を進めている。詳細は以下のとおり。

▽【オメガゴールドレイ】
父キングカメハメハ
母オメガグレイス
母父サンデーサイレンス
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