ステイヤーズS連覇のデスペラードが引退　種牡馬に

ステイヤーズS（GII、芝3600m）などを制したデスペラード（牡6、栗東・安達）が12月10日付けで競走馬登録を抹消、現役引退となることがJRAから発表された。今後はアロースタッド（北海道日高郡新ひだか町）において種牡馬となる予定とのこと。

同馬は2011年にデビュー。当初はダート路線で成績を伸ばし、GIIの東海Sで4着に入るなどしていた。しかし、自身1年7カ月ぶりの芝レースだった2012年11月の八坂S（1600万下）で勝利。続くステイヤーズSで3着に入り、以降は芝長距離のオープン級で活躍を続けた。2013年のステイヤーズSで重賞を初制覇、今年2月には京都記念（GII、芝2200m）で重賞2勝目。12月6日のステイヤーズSを制し連覇を達成、28日の有馬記念へ進む予定だったが右前浅屈腱炎を発症していたことが判明し、引退に至っている。

▽【デスペラード】
父ネオユニヴァース
母マイネノエル
母父トニービン
※通算34戦9勝、うち重賞3勝

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