UMAJIN.net

おしらせ

【朝日杯FS】前走勝ち内容濃いタガノエスプレッソ

12月21日、阪神競馬場では2歳馬の頂点を決する朝日杯FS(GI、芝1600m)が行われる。

デイリー杯2歳Sは好メンバー揃いの一戦だったが、これを制したのは未勝利を勝ち上がったばかりのタガノエスプレッソだった。しかも折り合いを欠き、他馬と接触する不利がありながら直線ではいい脚を使えておりスムーズならばどれだけ突き放せていたか、という勝ち内容。好位で立ち回れる操縦性の高さと精神面の強さを兼備しており、競走馬としての完成度は世代随一ではないか。中間は新コンビとなる菱田騎手が付きっ切りで稽古をつけ、コンタクトを深めている。1週前のウッド調教では古馬準オープンとの追い比べを制し、先着。コンスタントに使われているが、更に上昇の雰囲気がある。

全兄はGI3勝のドリームジャーニー、そして3冠馬オルフェーヴル。超良血馬アッシュゴールドはデビュー戦こそ出遅れプラス荒れたインコースに嫌気して人気を裏切ったが、立て直された未勝利戦で強烈な末脚を繰り出し快勝と、一変の姿を見せた。続いて挑んだデイリー杯2歳Sは、競馬を覚えさせる狙いもあり後方からの構えとなったがメンバー最速の上がり脚で勝ち馬に半馬身差の2着。ポテンシャルは申し分なく、それを支える精神面にも進境があった収穫の大きい一戦だったと言える。中間は坂路で終い重点のメニューを消化。行きたがるところを主戦・池添騎手がしっかりなだめるなど、ここでも精神面の強化を主眼に置いているようだ。ラストの弾けっぷりは申し分のないもので、気配は高いレベルで安定。

新馬戦、札幌2歳Sと無傷の2連勝で来ているのがブライトエンブレムだ。その前走は小回り札幌コースで最後方からの競馬となり、大外を廻りながら3コーナー過ぎから加速を開始し全馬の面倒を見る圧巻の勝ちっぷり。東京での新馬戦も出遅れながら別次元の末脚で他馬をナデ斬って勝利を収めている。久々、初となる長距離輸送がどう出るかだが、それらを杞憂にしてしまってもいいほどのスケール感の持ち主だ。早々に栗東入りし、帯同馬ラスヴェンチュラスと再三スパーリングを消化。当初は重苦しさがあったが、攻めを重ねるごとに気配を上げここ2本で追走先着を連発。3カ月半ぶりとは思えない仕上がりぶりだ。

新設重賞となったいちょうSをレコードタイムで制したのはクラリティスカイ。跳びが大きく、いかにも大箱が向いているタイプ。朝日杯が今年から中山マイルから阪神外回りマイルへと変更になったのは、この馬にとって福音以外なにものでもないだろう。ただし、放牧を挟んで帰厩後の動きを見る限り良化にやや手間取っている印象がある。1週前、騎手騎乗の3頭併せでビシッと追われ、直前でどこまで変わってくるかに注目したい。

抽選対象となる賞金900万組ではダノンプラチナに注目。前走の500万下特別では逃げた馬がマイペースで押し切るかに思えたが、これを楽々捉え最後は流しながらつけた着差は3馬身と圧巻の走りを見せた。前走時にある程度仕上がっており、この中間は時計を出していないが馬体には張りがあり、前走快勝の反動はなさそうだ。抽選待ちの身だが、早めに栗東入りするなど陣営の意欲はかなりのものがある。

▽【関連リンク】
★【ラストチャンス!】ゴーグルや凱旋門賞グッズなど豪華賞品が当たるTwitterキャンペーン!
★★[参加締め切りは12月31日!]【UMAJIN POG】全姉ジェンティルドンナ!【レゲンデ】指名受付中!
■「阪神JF」完全的中!など毎週絶好調の【WINDEX】はコチラ
■イチオシ大予想TV「馬キュン!」今週末はもちろん「朝日杯FS」
■【UMAJINアプリ】新バージョン現在配信中!

おしらせ一覧

PAGE TOP