おしらせ
【愛知杯】ディアデラマドレ 中京コースなら好勝負必至
12月20日、中京競馬場では牝馬限定のハンデ重賞・愛知杯(GIII、芝2000m)が行われる。
エリザベス女王杯好走組が顔を揃えているが、やはり注目は最先着ディアデラマドレだろう。今年6月のマーメイドSで重賞初制覇。10月の府中牝馬Sで2つ目のタイトルを手にし、前走エリザベス女王杯では外枠の不利がありながら勝ち馬に0秒2差の3着と健闘。しっかりタメがきくようになったことが走りの充実に結びついており、直線の長い中京コースなら引き続き好勝負は必至だろう。中間は短期放牧を挟み、調整は順調に来ている。フルーキー(チャレンジCで2着)ら名門厩舎が誇るイキのいい馬たちと入念に併せ馬をこなしており、緩んだ雰囲気は皆無。ハンデは他の好走組と同一の56キロに収まっており、これは好材料だろう。
昨年このレースを制したフーラブライドが今年も参戦。昨年は50キロ、今年は56キロという斤量がどうかだが3月に中山牝馬Sを制覇、6月のマーメイドSで3着、前走エリザベス女王杯で4着(3着ディアデラマドレにクビ差)と古馬牝馬のなかでは一線級の走りを続けており、評価としては妥当だろう。56キロという斤量自体マーメイドS、エリザベス女王杯で背負っており苦にすることはないはずだし、前走の馬体重484キロは昨年の愛知杯時から20キロ増。パワーアップぶりは顕著だ。中間はウッドで長めから追われながらラストでシュッと切れたように、依然いい状態をキープできている。
キャトルフィーユは昨年の愛知杯で51キロを背負い2着。以降6月のヴィクトリアMで5着、夏にクイーンSで重賞初制覇などここまで崩れることなく走っており、前走エリザベス女王杯もディアデラマドレからクビ+アマタ差の5着と好走してみせた。この馬もハンデは56キロ。昨年からは遥かに力をつけているはずで、プラス5キロも克服可能だろう。1週前追いでは後方から来る格下馬を“おいでおいで”で弄ぶ絶好の動きを披露しており、仕上がりは順調。
前走、格上挑戦だった小倉日経オープンを制したサトノジュピターは今回4カ月ぶりの一戦で仕上がりが焦点に。11月24日に帰厩後の初時計を出し、そこから熱心に併せ馬を消化してきた。1週前追い先行馬を追い、6ハロンから時計を出す意欲的な内容だったが、脚色圧倒で取りつき、ゴール前で軽く気合いをつけられると機敏な反応から1馬身抜け出している。馬体、肌ツヤも良く、キッチリと仕上がっている。今春は福島牝馬Sで12着、マーメイドSで11着と重賞で壁にぶつかった感があるが、休養で成長したいまなら上位進出があってもいい。
一昨年は51キロと52キロの馬でワンツー、昨年は50キロの51キロの馬がワンツーと中京競馬場改装後は軽量馬の激走が目立つだけに、今回も当然軽快は必要だろう。軽ハンデ組で注目は50キロのフレイムコードか。スッと前めにつけられるのが持ち味。前走ターコイズSでは周囲を囲まれる苦しいポジションながら粘り通して勝ち馬ミナレットに0秒3差5着と健闘した(本来ならミナレットが見せた競馬をやりたかったところのは皮肉ではあるが)。関東遠征後の中1週と、楽なローテーションではないが間隔を詰まっても走れるタイプで、割引材料ではない。1戦して1勝とコース経験があるのはアドバンテージ。何が何でもハナ、というタイプではなく、ある程度自在性があるのでサンシャインら同型との兼ね合いも気にしなくていいだろう。伸び伸び走れれば粘り込みの可能性十分だ。
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