おしらせ
【香港カップ】デザインズオンローム接戦制す アルキメデスは久々影響か伸びず
香港カップ
12月14日(日)日本時間17:30分発走
香港・シャティン競馬場 芝2000m
優勝馬:デザインズオンローム(香港)
2014年香港国際競走のメインレースとして行われた香港カップ。これまで香港勢がスプリント、マイルと連勝をしており、このカップも制して3連勝となるか、大いに注目を集めた。
レースは大きな出遅れもなく、スムーズなスタートから楽に先手を取ったセイムワールドが先頭、2番手に豪州馬クライテリオンがつけるややスローな流れ。アルキメデスはシリュスデゼーグルと並んで中団を追走。後方に香港馬ミリタリーアタック、デザインズオンロームはさらに後方の2番手を追走する展開。
淡々としたペースのままレースは進み、3角過ぎから各馬の鞍上の手が動き始める。中でも道中は最後方に下がっていたデザインズオンロームが捲くり気味に押し上げ、中団に取り付く勢いで馬群の大外を上がっていく。
最後の直線に入り、セイムワールドが依然として先頭。2番手に手応えよくクライテリオン、アルキメデスは6番手のインをつき、その外にシリュスデゼーグル、後方からミリタリーアタックが追い出し、さらに大外からデザインズオンロームが脚を伸ばしてくる。
残り250m付近で、2番手から抜け出したクライテリオンが先頭に立ち、いったんは完全に抜け出したが、これを目標に外からミリタリーアタックとデザインズオンロームが襲い掛かる。残り50mで粘るクライテリオンを交わし、最後は接戦の末デザインズオンロームがミリタリーアタックを短頭だけ差しきって優勝。
デザインズオンロームは、秋のシーズン開始から、やや低調な成績であったが、今年の春にエピファネイアなどを相手にクイーンエリザベス?世カップを勝った実力はやはり本物で、見事に2つ目の国際G1優勝となった。
また、鞍上のJ.モレイラ騎手、J.ムーア厩舎のコンビは、香港マイルにつづく2連勝となった。ブラジル出身のモレイラ騎手は、本年度よりシンガポールから香港に拠点を移しており、さっそく結果を出した形となる。今春のドバイミーティングでも、ゴールデンシャヒーン(GI)、アルクォズスプリント(GI)と2勝を挙げており、今後もその活躍から目が離せない存在である。
日本から参戦したアルキメデスは、道中は中団のインをスムーズに追走し、最後の直線も脚を伸ばしかけたが、久々が影響したのかそこからジリジリとしか伸びず7着という結果に終わっている。
終わってみれば地元香港馬の3勝と、2014年の香港国際競走はまさに“香港馬デー”の1日となった。
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