おしらせ
【香港マイル】グランプリボス胸を張っていい“世界の3着” 勝ったのはエイブルフレンド
香港マイル
12月14日(日)日本時間16:50分発走
香港・シャティン競馬場 芝1600m
優勝馬:エイブルフレンド(香港)
2014年香港国際競走の3つ目のG1として行われた香港マイル。断然の単勝1番人気に推されている地元香港のエイブルフレンドがどんなレースを見せてくれるのか、多くの競馬ファンが見守る中、アンビシャスドラゴンの取り消しがあり、10頭立てでレースが行われた。
レースはフィエロ、ワールドエースがややスタートで立ち遅れるも、大きな出遅れはなく、好枠から前をうかがうシークレットシャムを制してハナを主張したのは、香港馬のゴールドファン。少し離れた3番手にグロリアスデイズと内から好枠を利してフィエロが追走。ハナズゴールとグランプリボスは中団、ワールドエースは後方2番手という展開。注目のエイブルフレンドは最も良いスタートを切ったが、鞍上が控えて後方3番手まで下げる。
道中は、逃げるゴールドファンと番手のシークレットシャムが、後続をやや離す縦長の展開。残り800m付近でゴールドファンがペースを落とし、後続との差が縮まり、3番手のグロリアスデイズが外から一気に先頭に並びかけ、最終コーナーを回る。
最後の直線に入り、ゴールドファン、シークレットシャム、グロリアスデイズの3頭が先頭で横並び。次いで、好位まで押し上げていたグランプリボスとフィエロ、後方からインをついて上がってきたワールドエースが、3頭で併せながら脚を伸ばす。後方2番手で最終コーナーを回った注目のエイブルフレンドは、馬群の大外には持ち出さず、馬場の真ん中をつき、猛然と追い上げを開始する。
残り300m付近では、先頭3頭の中からゴールドファンが抜け出すが、後方から迫るエイブルフレンドの脚色が断然に良く、残り200mで一気に加速するとゴールドファンをあっさりと交わしていく。
あとは後続との差を広げる一方で、最後は4馬身1/4の差をつける貫禄の勝利。
鞍上は、ブラジル出身で今年から香港を拠点にしているJ.モレイラ騎手。
2着には逃げ粘ったゴールドファンが残っている。
エイブルフレンドは、前走ジョッキークラブマイルで、3強とみられていたライバル、ゴールドファンとアンビシャスドラゴンを下して完勝。当レースでも断然の一番人気に応えてのGI勝利となった。もはや不動の香港トップマイラーとなった当馬の、今後の動向にも注目が集まる。
日本から参戦した4頭の中で最先着したのはグランプリボス。道中は中団に控えたが、直線入り口では好位にまで押し上げ、そこからしぶとく脚を伸ばして3着と健闘。引退レースを勝利で飾れなかったのは残念だが、2歳GI馬が6歳シーズン末に世界的G1での3着は立派の一言で、堂々と胸を張って種牡馬入りしていいだろう。
スタートで出遅れたワールドエースは、道中は終始後方のインで待機。最後の直線では空いたインをついて脚を伸ばし4着に入線。スタートが良ければもっと着順を上げられただけに、課題の残る結果となった。
好枠を利して好位で立ち回ったフィエロは6着という結果。最後の直線で日本馬2頭に挟まれる窮屈な競馬となり、バテて下がってきた馬を交わすのに手間どり着順を悪くしてしまった。
中団より前目でレースの流れに乗れていたハナズゴールは、最後の直線では外に持ち出し追い出したが、伸びを欠き8着に終わっている。
なお、香港マイルは2006年から香港馬が連勝をしており、今年の勝利でその数を“9”に伸ばした。
▽【関連リンク】
★【ラストチャンス!】ゴーグルや凱旋門賞グッズなど豪華賞品が当たるTwitterキャンペーン!
★★[参加締め切りは12月31日!]【UMAJIN POG】全姉ジェンティルドンナ!【レゲンデ】指名受付中!
■「阪神JF」完全的中!など毎週絶好調の【WINDEX】はコチラ
■イチオシ大予想TV「馬キュン!」今週末はもちろん「朝日杯FS」
■【UMAJINアプリ】新バージョン現在配信中!