おしらせ
[結果]【有馬記念】有終の美飾った!4番人気ジェンティルドンナが驚異の勝負根性を見せ快勝
12月28日、中山競馬場で開催されたグランプリ・第59回有馬記念(GI、芝2500m)は、好位を追走していた4番人気ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂)が、直線での追い比べを制し引退レースの花道を鮮やかに飾った。勝ちタイムは2分35秒3(良)で、鞍上は戸崎騎手。3/4馬身差の2着争いは際どくなったが馬群のちょうど中団から直線で渋太く伸びた9番人気トゥザワールドが制し、そこからハナ差の3着が中団からマクり長くいい脚を使った1番人気ゴールドシップ、3着にクビ差の4着が後方から伸びてきた3番人気ジャスタウェイ、4着にハナ差の5着が道中2番手で進み直線半ばでいったんは先頭にたった2番人気エピファネイアだった。
配当は単勝870円、馬連1万2350円、馬単2万1190円、3連複1万5250円、3連単10万9590円。
メイショウマンボがやや立ち遅れた以外はほぼ綺麗に揃ったスタート。大方の予想通り1枠2番という好枠からヴィルシーナがハナを奪い、スッとジェンティルドンナが枠なりに追うが外めから押してエピファネイアが2番手を主張し、ジェンティルは3番手、トーセンラーが4番手という並びで先団の隊列が決まった。人気のゴールドシップ、ジャスタウェイは後方から。1周目ホームストレッチでかなりペースが落ち着き、5ハロン通過は1分3秒フラットと先行馬有利な展開となった。最終3角あたりからレースが大きく動き、ゴールドシップが発進。2番手エピファネイアもギアをあげタレたヴィルシーナをパスすると、押し上げてきたジェンティルドンナ、ラキシスらにポジションを譲らない。残り1ハロンではエピファネイアが先頭、そこに鋭く襲いかかったのがジェンティルドンナで2頭によるマッチレースの様相に。脚色でジェンティルが一瞬勝ったように見えたが、インのエピファが差し返し再び先頭に。これで勝負あったか、と思われたがジェンティルドンナが驚異の二枚腰で再度伸び、エピファネイアを差し切って先頭へ。そこにトゥザワールド、ゴールドシップ、ジャスタウェイらがドッと押し寄せてきたが、リードを保って振り切り引退レースで大輪の花を咲かせている。
牝馬3冠レースを制しただけでなく、ジャパンカップを史上初の連覇、ドバイ遠征でも驚きの末脚で制するなど記憶と記録の両方に残る活躍を続けてきたジェンティルドンナ。前走ジャパンCが本来の花道で、今回初の中山挑戦は単なる顔見世では……といった思いもあってかここは4番人気にとどまっていたが、絶品の勝負根性と鞍上戸崎騎手の好エスコートがそんな杞憂を吹き飛ばしてみせた。稀代の名牝が記憶と記録を更に上書きする勝ちっぷりを見せ、ターフを去っていく。
▽【ジェンティルドンナ】
父ディープインパクト
母ドナブリーニ
母父Bertolini
通算19戦10勝(うち海外2戦1勝)、GIは7勝
▽【関連リンク】
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