【今日の出来事】北村宏騎手がJRA年間1000回騎乗を達成　岩田騎手は通算1200勝

27日、中山競馬第6R・2歳新馬戦でフラッシュカフェ（牡2）がスタート後まもなく内側に斜行し、マッサビエルが躓く事象が発生。これにより、他馬5頭（クロノスバローズ、サンララミー、モーメンツ、コスモウインド、リッツィー）の進路にも影響を及ぼした。このことについて、岡田祥嗣騎手（43歳、栗東・フリー）は開催4日間（1月4、5、10、11日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

同日の中山競馬第2R・2歳未勝利で、コパノハミルトン（牡2）に騎乗した北村宏司騎手（34、美浦・フリー）は、JRA年間1000回騎乗を達成した。2010年（1008回）、2012年（1081回）と過去に2回達成している幸英明騎手以来、史上2人目の記録。同騎手は「たくさん騎乗依頼をいただいた結果で、馬主や調教師、関係者の皆様に感謝しています。数だけではなく中身も伴うようこれからも騎乗していきたいです。丈夫な身体に産んでくれた両親にも感謝しています」と、JRAを通じてコメントしている。

同日の阪神競馬第7R・3歳上500万下戦でラルプデュエズ（牡4）が向正面で外側に斜行したため、クリールハヤテの進路が狭くなる事象が発生した。これにより、騎乗していたW.ビュイック騎手（26、デンマーク）に開催4日間（1月4、5、10、11日）の騎乗停止処分が制裁として課せられている。

同日、阪神競馬第8R・3歳上1000万下でナンヨーマーク（牡3）が1着となり、同馬に騎乗した岩田康誠騎手（40、栗東・フリー）がJRA通算1200勝を達成した。99年11月7日のJRA初騎乗から約15年2カ月、8849戦目での達成となり、中央競馬史上19人目、現役では11人目の記録。重賞はロードカナロアとのコンビで制した2013年高松宮記念、安田記念、スプリンターズSなど計70勝を挙げている。同騎手は「1200勝がかかっていることは知りませんでした。今年は135勝しましたが、これだけ勝ち星を積み重ねることができたのも、関係者のみなさまのおかげです。今後も1頭1頭大事に乗って、ひとつひとつ勝ち星を積み重ねていきたいです。来年も元気な姿を見せられたらと思います。明日は大一番が控えていますが、一発を狙って頑張っていきたいと思います」とJRAを通じてコメントしている。

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