【今週の新馬戦・注目馬（土）】チューニーの仔アサクサハヤブサがデビュー！

○1月10日、中山競馬場の第3R・3歳新馬（ダ1800m）で3代母がハイホーク（イタリアなどでGIを3勝、1983年ジャパンCで1番人気）のモポーク（牡3、美浦・木村）がデビューする。手綱をとるのは柴田大騎手だ。11月初旬より乗り込まれ、当初はなかなか絞れてこなかったが先月中旬あたりから気配がグンと上昇。3頭併せだった1月7日のウッド調教では軽く促されたラストで渋った馬場をものともせず、1ハロン13秒フラットと伸び最先着を果たしている。初戦からいい走りに期待できそう。

この日の中山第6R・3歳新馬（芝2000m）ではクイーンC勝ち、オークスでは2着だったチューニーの仔で、なかなかの好馬体の持ち主とトレセン内では早くから評判を呼んでいるアサクサハヤブサ（牡3、美浦・加藤征）が、鞍上北村宏騎手でメイクデビュー。11月中旬からジックリと乗り込まれトーセンマタコイヤやアサクサポイント、ライズトゥフェイムら骨っぽい先輩相手に渋太く食い下がるなど、能力もかなりのものを秘めていそう。終いの反応を見た1月5日の追い切りでは先行馬を軽快に追い詰めるなど十分に仕上がっているようで、初戦Vを十分に意識できる状況だ。このレースには、こちらもハービンジャー×SSの配合となるクラシックエース（牡3、美浦・木村）もスタンバイ。バレークイーン一族の一員で日本ダービー馬フサイチコンコルドや皐月賞馬アンライバルドなど、近親には活躍馬の名がずらりと並ぶ。追われてズブさを見せるあたりは成長を待ちたいが、脚捌きのパワフルさは血統馬らしい素質の高さを物語るものがある。デビュー戦の鞍上は後藤騎手。

▽【モポーク】
父コマンズ
母フレンチアウル
母父Reset
▽【UMAJIN POG】
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▽【アサクサハヤブサ】
父ハービンジャー
母チューニー
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者11名
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▽【クラシックエース】
父ハービンジャー
母ネオクラシック
母父サンデーサイレンス
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者5名
通常モード　　　指名者22名
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○1月10日、京都競馬場の第4R・3歳新馬（ダ1200m）でデビュー戦を迎えるのがグランジゲレイロ（牡3、栗東・昆）。馬名から想像されるとおり、父はスプリントGIを2勝し昆厩舎の看板馬として活躍したローレルゲレイロ、近親にはエイシンツルギザン（NZT勝ち、NHKマイルCで2着）がいるという血統だ。1週前追いで栗東坂路4F52秒5-1F12秒3（強め）の好タイムを叩き出し、終いだけ重点だった最終追いでも渋った馬場を苦にせず余力残しでラスト1F12秒5をマークするなど脚力は水準以上のものがありそう。ローレルゲレイロ産駒はこの3歳世代がファーストクロップで、これまで中央では12頭が走って1勝のみ（ウィズアットレースが昨年10月に未勝利勝ち）。両目が開くことになる白星を、グランジゲレイロは父にプレゼントできるか。手綱を握るのはその父の主戦だった藤田騎手だ。

▽【グランジゲレイロ】
父ローレルゲレイロ
母エルトベーレ
母父Lion Heart
▽【UMAJIN POG】
通常モード　　　指名者5名
一口モード　　　指名者22名
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