おしらせ
【フェアリーS】コートシャルマン 性能は世代上位
1月12日、中山競馬場では3歳牝馬の重賞・フェアリーS(GIII、芝1600m)が行われる。
デビューから無傷の2連勝だったコートシャルマンだったが、3番人気に推された阪神JFでは勝ち馬に1秒2差の10着敗退。外めの枠発走が祟って脚が溜まらず、ラストに息切れした印象だ。性能面は世代上位のはずで、再度マイルに挑戦のここが試金石となるだろう。中間は馬なりオンリーで上積みこそ強調できないが、ラストの反応は抜群で高いレベルでの好調キープと見ていいだろう。
小倉2歳S勝ちがあり、実績で抜けた存在なのがオーミアリスだ。前走阪神JFは3カ月ぶりだったこともあるが、位置取りもさすがに後ろ過ぎたし道中では落鉄、接触での外傷とアクシデントも重なっての9着なら健闘以上と言っていい。大晦日の1週前追い切りはウッドで攻められたが、終いの仕掛けでグイグイ伸びたあたり久々を叩かれての上積みは大きそう。前進必至だ。
前走、牡馬も混合だった中山マイルのひいらぎ賞で0秒2差の2着と好走を果たしたのがアドマイヤピンク。逃げ馬、番手の馬がそれぞれブービーとブービーメーカーに沈んだ乱ペースに恵まれた感は否めないが、それでも大外強襲の末脚には見るべきものがあった。トリッキーとされる中山マイルでの好走経験は大きなアドバンテージで、牝馬同士なら重賞でも互角にやれそう。ただし状態面に関しては良く見積もってギリギリ平行線。
2走前のアルテミスSは大外枠スタートが祟り、道中力んでしまって失速の10着。しかし内めの枠となった前走ではハナ差の2着だったのがテンダリーヴォイスだ。枠に注文がつくあたり、まだ未完成ではあるがスムーズに進められた際の脚力は世代上位。中間は馬体維持に苦心の調整が続いているが、この馬なりの好調は維持できているようだ。
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