おしらせ
【東海S】実績断然コパノリッキー 負けられない一戦
1月25日、中京競馬場では東海S(GII、ダ1800m)が行われる。
28日の川崎記念も視野にあったコパノリッキーだが、連覇が懸かるフェブラリーSに距離がより近いこのレースを陣営は選択。1番人気に推されながらスタートで後手を踏み12着に沈んだ2走前、チャンピオンズCと同じ舞台で復権を狙う。ここまでGI級で6回走り【3.2.0.1】と実績は断然。ウッドで素軽い動きを見せているように昨年後半3戦の疲れはほとんどなさそうで、自身初の斤量となる58キロの克服が鍵だが、まず負けられない一戦だ。なお、最低人気だったフェブラリーSで勝利に導いた鞍上田辺騎手と昨年コンビを組み続けたが、ここ2走続けての敗戦を機としてか、今回から武豊騎手へ非情のスイッチ。この点でも勝利への二文字が義務付けられた感が漂う。
堅実な末脚を武器に、ナムラビクターは崩れない走りを続けている。昨年4月のアンタレスSで重賞初制覇、自身GI初挑戦だった前走チャンピオンズCはホッコータルマエに半馬身差まで迫る2着と、地力強化ぶりは顕著。実績ではコパノリッキーが圧倒的に上位だが、斤量では2キロ有利だ。コパノのスタート次第ではチャンピオンズCに続き、ナムラが先着を果たしてもなんら不思議ではない。中間は休まず、入念過ぎるほどに坂路での鍛錬が続けられている。前走以上の状態だろう。
3連勝の勢いに乗り4番人気で前走チャンピオンズCを迎えたインカンテーションだったが、1コーナーの入りでゴチャつく不利が祟って位置取りが悪くなり、結果は10着。8枠15番という枠も向かなかったが、GIではやはりまだ力が足りなかった印象。同舞台で、今年の飛躍に繋がる仕切り直しの走りを見せたいところだ。中間は短期放牧でリフレッシュし、帰厩後はコース追いで好タイムをマーク。連勝時と遜色ないデキにありそう。
昨年のこのレースを制したニホンピロアワーズが連覇を狙ってエントリー。昨年はJCダートで5着、東京大賞典で3着からこのレースを制したが、今年もチャンピオンズC13着、名古屋グランプリで2着と復調気配での臨戦だ。チャンピオンズCこそ崩れたが中京競馬場、名古屋競馬場と中京地区で不思議と好走するタイプでもあり、上位進出の可能性は十分。中4週ながら中間の速い時計は一本のみというあたりがどうかだが、昨年も同様の調整過程で勝っており、懸念視する必要はなさそうだ。
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