【京都牝馬S】得意の舞台で連覇に挑む！　ウリウリ

1月24日、京都競馬場では京都牝馬S（GIII芝1600ｍ）が行われる。

この後に出走予定の小倉大賞典を最後に引退することが発表されている、クイーンSの勝ち馬キャトルフィーユ。前走愛知杯は同厩のディアデラマドレに惜しくも敗れたが、ゴール前一旦は先頭に立つなど見せ場は十分の内容だった。中間はそのまま厩舎で調整されており、オープン馬相手に併せ馬を順調に消化。連戦の疲れは無さそうだ。このメンバーでは実績上位だけに勝利への期待は高まる。

ウリウリは、去年このレースで32秒9という父親譲りの末脚で勝利。前走阪神Cは2カ月半ぶり、プラス10キロでの出走だったが牡馬相手に0秒2差の4着と好走し、持ち味である瞬発力の高さが相変わらずであることをアピールしている。1週前追い切りでは坂路で自己ベストタイとなる51秒8をマークしており、休み明けを一度使われた上積みは大きそうだ。去年に続き連覇の可能性は十分。

良血馬のレーヴデトワールは、近2走中距離重賞で続けて13着と成績を落としているが過去マイルで2勝、桜花賞でも勝ち馬から0秒3差の5着と好走していることから得意の距離に戻る今回は見直しが必要だろう。ウッドコースで長めからの調教をしっかり消化できているように、この中間も元気一杯。デキの良さも反撃を後押しする。

アロマティコは前走エリザベス女王杯で8着に敗退したが、スローペースに泣いたもの。GIのなか最速の末脚を披露するなど、持ち味は発揮できていた。久々のマイル戦で、改めて悲願の重賞制覇に挑む。中間はテンションを上げないよう馬なりで入念に調整され、2カ月ぶりを感じさせないデキだろう。末脚は堅実なだけに、ある程度ペースが速くなれば初重賞制覇のチャンスも見えてくる。

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