【AJCC】ゴールドシップ　ここは通過点！！

1月25日、中山競馬場ではAJCC（GII芝2200ｍ）が行われる。

前走有馬記念で3着だったゴールドシップが早くも始動する。例年この時期は、これほどの実績馬が出走することはあまりないが、ローテーションにもゆとりがあり、別定戦で58キロと恵まれていることからも、陣営は出走を決めている。有馬記念は苦手なスローの流れになったが、それでも3着を確保し地力の高さを示している。これまでの実績からもここは負けられないレースになりそうだ。

有馬記念除外後はココに切り替えたフェイムゲーム。除外後も放牧には出さず厩舎でオープン馬相手の併馬をこなすなど、体調面での心配などは無さそうだ。半兄のバランスオブゲームは中山巧者だったが、フェイムゲームも去年この舞台で勝ち馬から0.1秒差の3着と中山実績もあり、今後のためにも賞金を何とか加算したい。

去年重賞2勝と大躍進をみせたエアソミュール。レコード決着となった前走の金鯱賞では3着と惜しい競馬だったが、レース後の武豊騎手が「最初のコーナーでゴチャつき、そこからずっと引っかかっていた…」とコメントしているように、終始手綱を引くシーンがありながらも3着と地力は示した。今回は先週5勝と絶好調のC.デムーロ騎手とのコンビで重賞3勝目に挑む。

ディサイファは去年秋に天皇賞、ジャパンCとGIに挑戦、あえて強豪相手に戦ってきた。ジャパンC後も厩舎でじっくりと調整されており1週前には坂路で軽く仕掛けられると4F52秒1と好調をアピール、乗り慣れた四位騎手に手綱が戻り、巻き返しをはかる。

まだ重賞勝ちは無いが、秋3戦はGIIに出走して3着、2着、3着と堅実に走るクリールカイザー。ステイヤーズS後は短期放牧に出されたが、帰厩後も順調に調教をこなしており体調面に不安もなさそうだ。同じコースの湾岸S（1600万下）で勝利しており、悲願の重賞制覇に一発を狙う。

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