【地方競馬トピックス】TCK女王盃　敵は57キロだけ　サンビスタ　

■1月21日、大井競馬場で牝馬の交流重賞・TCK女王盃（JpnIII、ダ1800m）が開催される。地方、中央から8頭が参戦。

8頭中5頭参戦のJRA勢力が主力を形成するが、なかでも注目はサンビスタ（牝6、栗東・角居）だろう。2走前JBCレディスクラシックでGI級を初制覇。12月上旬は船橋・クイーン賞へ出走していればおそらくタダ貰いだったはずだが、牡馬相手の中央GI・チャンピオンズCへ果敢に挑み、4着と好走を果たした。中間も1月18日に栗東坂路で4F52秒4-12秒5（馬なり）の好タイムを叩き出すなど、GI級を2回使われたとは思えないほどに好調を維持している。敵は自身初となる斤量57キロだけか。サンビスタがパスしたクイーン賞で重賞初制覇を成し遂げたのがトロワボヌール（牝5、美浦・畠山吉）。JBCレディスクラシックではサンビスタに1馬身1/4差の2着だったが、トロワボヌールにとってはそのレースが重賞初挑戦。伸びシロと今回1キロ貰う格好なのを考えれば、逆転するシーンがあっても驚けない。大井コースは初経験だが盛岡、船橋と初めてのコースで戸惑わず走れており、これが大きな割引材料とは言えないだろう。アクティビューティ（牝8、栗東・柴田光）はJBCレディスクラシックで4着、クイーン賞で2着と上記2頭の後塵を拝しているが決定的な差はつけられていない。1週前追いでは栗東坂路4F51秒2（一杯）と、自己ベストタイムをマークするなど明け8歳にして元気一杯だ。デキの良さがそのまま出れば、久々の美酒も。

■大井競馬2014年度第16回開催（1/19?23）において振舞酒キャンペーンが行われる。場内ダイアモンドターン内において新年、最初のTCK開催を祝し来店した方へ日本酒1杯をプレゼントするとのこと。（各日先着500名、1人1杯）

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