おしらせ
【シルクロードS】簡単には止まらない 大逃走アンバルブライベン
2月1日、京都競馬場では高松宮記念を目指す馬が集結する、シルクロードS(GIII、芝1200m)が行われる。
前走の淀短距離Sでは57キロ、セックスアローワンスを加味すれば実質トップとなる斤量を背負いながら2着に逃げ踏ん張ったのがアンバルブライベンだ。今回はハンデ戦で重賞ということもあり、ハンデは55.5キロと前走からは軽減。これはまず好材料だろう。前走から中2週になるが、終いしっかり伸びる稽古を消化できており連戦のダメージは少なそうだ。引き続き主戦田中健騎手とのコンビ。前が止まらない今の京都なら逃走劇に期待できそう。
淀短距離Sでアンバルブライベンを差し切って勝利したのがエイシンブルズアイ。ペースと斤量に恵まれた感はあるものの、勝ちパターンだったアンバルを屠った内容は評価していい。毎日杯(GIII)2着と実績はもともとあったが、スプリント路線に転向してからの堅実さを見るに、距離適性はやはりこのあたりに軸足がありそう。目下の充実ぶりなら、ここでの重賞初勝利に十分期待できる。ハンデ56キロで、前走ほどの開きはないがアローワンスを考えればそれでもまだアンバルに対し1.5キロ貰った格好。ローテーション面でも若干余裕があるこちらにアドバンテージだ。
2走前に1分6秒7の京都芝1200mのレコードを更新して勝利し、当然持ち時計は登録メンバー1位のヘニーハウンド。前走は8着に沈んだが急な転厩で調整は手探りだったし、レースもかなりのスローペースだっただけに情状酌量の余地は十分。今回は淀短距離のワンツーにベルカント、マジンプロスパーとある程度前が流れる展開となりそうで、持ち味である末脚に出番の可能性十分。間隔は空いたが、中間もオープン馬相手に実戦さながら一杯に追われる併せ馬を消化しており、万全の調整で挑めそうだ。
8歳牝馬プリンセスメモリーは前走11番人気の評価を覆す激走で快勝した。馬体には張りがあって年齢以上に若く見せており、中間も坂路で入念に乗り込まれ好調を維持している。去年この舞台で9着と敗退しているが、状態の良さで更なる一発を狙う。
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