おしらせ
【根岸S】ベスト条件勝ってGIへ ワイドバッハ
2月1日、東京競馬場では1着馬に優先出走権も与えられるフェブラリーSに向けての重要な前哨戦、根岸S(GIII、ダ1400m)が行われる。
昨年初旬にオープン入りを果たして以降も末脚を武器に堅実な走りを続けているワイドバッハ。10月のエルコンドルパサーSを勝ちオープン級初勝利を挙げると、続く武蔵野Sで重賞初制覇と昨年後半にいよいよ本格化を果たした印象だ。前走チャンピオンズCは0秒5差の6着に終わったが、GI初挑戦で距離と展開ともに不向きだったことを考えれば大健闘だったと言っていいし、上がり3Fは35秒4で次位カゼノコの35秒8を0秒4凌ぐメンバー最速と持ち味の一端は示せていた。今回は距離、コースともにベスト。当初よりここでの復帰を念頭に調整されており、1週前には坂路4F52秒1の好タイムをマークするなどすこぶる順調に来ている。勝ち切って堂々と大一番に向かいたい。
エアハリファは東京ダートで【2.2.0.0】のコース巧者。しかし重賞勝ちがないためGI進出には賞金面で心許なく、目標のフェブラリーS進出にはここでの勝利が至上命題となる。この中間は放牧でしっかり英気を養ったと見え、ハードな調教内容をバリバリとこなせているのは好印象。1週前追い切りではキャトルフィーユ、ダノンフェニックスと骨っぽいメンバー相手の3頭併せでビッシリ追われ同入に持ち込んだ。帰厩後若干動きにもっさりしたところがあったが、このひと追いでグンと良くなってきそう。鉄砲巧者だけに初戦から力を出してくるはず。
一昨年のフェブラリーSを制したのがグレープブランデーだ。同年後半からは多分に精神的なものだろうが調子を崩し、勝ち鞍はおろか2着からも遠ざかっているがそんななかでも昨年の武蔵野Sでは先行から粘り込んで3着と好走を果たした。やはり東京コースがベストの舞台ということか。短期放牧を挟んだが緩んだ雰囲気はなく1週前追いでは坂路4F52秒3(一杯)と上々のタイムをマークし、25日の日曜追いでは終いだけ重点だったとは言えラスト1Fを11秒8と切れに切れた。斤量58キロ、初の1400mと決して楽ではないが実力馬の一発があって驚けない。
芝のGI2勝馬ロゴタイプが参戦。日本ダービー(5着)後は順調さを欠き、いまひとつの成績が続いていたが58キロを課せられた前走中山金杯でラブリーデイのレコード駆けに0秒2差の2着と、復調気配にあるのは明らかだ。ダートでの可能性は朝日杯FSと皐月賞、GI2勝をもたらしたミルコ・デムーロ騎手が示唆しており「いつか使ってみたかった」と、陣営。ここで適性が花開くようならGI進出も見えてくるだけに、このタイミングでの挑戦というのが経緯のようだ。1週前のウッド追い、日曜の坂路追いとA(ダート)コースでの調整では軽快な動きを見せており、前走時も絶好だったが更に上昇か。
▽【関連リンク】
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない!イチオシ大予想TV「馬キュン!」
■先週も的中連発! 驚異の新指数【WINDEX】根岸S(GIII)は金曜18時公開予定
■【UMAJINアプリ】新バージョン現在配信中!