【きさらぎ賞】ルージュバックら有力馬最終追い

2月8日に京都競馬場で開催されるきさらぎ賞（GIII、芝1800m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

デビューから2連勝中のルージュバックは美浦ウッドを併せ馬での最終調整。古馬500万下を0秒8追いかけ直線手前並びかけると、一杯に追われる僚馬を尻目に馬なりで悠々抜きさり0秒8先着してみせた。休み明けとなるが状態は万全で、関東が送り出す大物の走りに期待が高まる。

シクラメン賞を快勝した良血馬ポルトドートウィユは栗東坂路で古馬500万下と併せ馬を消化。直線仕掛けられると僚馬との追い比べにもあっさりと0秒6先着した。先週は武豊騎手が跨り自己ベストの4F51秒7(一杯)を出しており絶好調、力をフルに出せる状態に仕上がっている。

アッシュゴールドは池添騎手を背に栗東坂路で古馬500万下と最終調整を行った。僚馬を0秒3追走する形でスタートするし、ラスト1ハロン手前で射程圏内にロックオン。そこから鞍上のGOサインに応えて一気に加速し、力強い伸びで一杯に追われる相手に0秒3先着した。先週は併せたダノンカモン(オープン)相手に遅れたが、今週はしっかりと先着し好調をアピール。兄オルフェーヴル同様に気難しい面は残るも、鞍上としっかり折り合えていた今回の収穫は大きい。


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