おしらせ
【東京新聞杯】タガノグランパ 左回りで巻き返す
2月8日、東京競馬場では春の安田記念を目指す馬が集結する、東京新聞杯(GIII、芝1600m)が行われる。
先週京都競馬で偉大なサンデーサイレンスがもつ、産駒の最多勝利数記録(6勝)を塗り替えたキングカメハメハ(7勝)。その産駒タガノグランパがその勢いを味方につけ出走する。前走のマイルCSこそ10着に敗れたが、菊花賞からの距離短縮で馬が戸惑った感もある。これまでの良績は短い距離に集中しており、左回りも2勝とこのレースでの適性がありそうだ。前走後は放牧に出され、帰厩後は順調に調教を消化しており、1週前も栗東のウッドコースで長めからしっかりと負荷をかける調整で態勢は整いつつある。まだキコウが抜けきっておらず幼い面を残すが、得意の左回りに戻り復活を目指す。
去年このレース2着と好走するも、その後不振続きだったエキストラエンドは、前走京都金杯で逃げた勝ち馬にクビ差及ばなかったものの2着と復調をアピール。中間もこのレースを予定している同厩のフルーキーと併せ馬を消化し、依然好調を維持していると見て良さそうだ。先週の根岸Sをエアハリファで勝利した角居厩舎から今週も有力な1頭が送り込まれる。
東京のマイル巧者サトノギャラントは、去年この舞台で5着と敗退したが、当時は重馬場で末脚が決め手のこの馬には合わなかった印象だが、それでも最速の上がりをマークし勝ち馬に0秒3差まで追い込んでみせた。中間は雪の影響で重馬場となった芝コースをじっくりと馬なりで調整され、前走約4ヶ月ぶりとなるニューイヤーSを1度使われ、確実に体調は上向いており、大得意の東京マイルで悲願の重賞初勝利を狙う。
東京新聞杯は初出走となるが、同じコースの富士S(GIII)で過去3着、2着と好走しているシャイニープリンスは、去年エキストラエンドにも先着しており実績面でも見劣りしない。約2ヶ月ぶりのレースとなるが、この中間は1週前に後藤騎手が調教に跨り、美浦のウッドコースで僚馬を追走し先着と好調ぶりをアピール。得意のコースで一発を狙う。
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