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【きさらぎ賞】大器ルージュバック 体勢は万全 

2月8日、京都競馬場では3歳重賞のきさらぎ賞(GIII、芝1800m)が行われる。

母が米のGI6勝馬というルージュバックは、新潟の新馬戦を32秒8と究極の末脚を使って勝利。続く前走の百日草特別でも別格の末脚を繰り出し、東京芝2000m2歳レコードを更新するオマケ付きの快勝を収めた。しかもそこで2馬身半差の2着に退けたのが、後に京成杯を制するベルーフだっただけに器の大きさは底知れない。先週、今週と2週続けてウッドコースで僚馬を大きく追走するハードな調教を消化できており、体勢は万全だ。中間、放牧の原因となったソエの不安はひとまず払拭できているようで、さっそく力をフルに出してきそう。きさらぎ賞では過去10年馬券に絡んだのはすべて牡馬というデータがあり、右回りと関西圏への輸送は今回が初めて、更に3カ月ぶりの一戦と幾重にもハードルが並ぶが、それらすべてを杞憂に終わらせてしまってもなんら驚けない。

関東から遠征の牝馬が人気の中心となりそうだが、待ったをかけたい関西牡馬勢も粒揃い。なかでも祖母エアグルーヴのポルトドートウィユが仕上がりの良さで一歩リードの存在か。中8週とじっくり間隔を取って入念に調整されており、1週前追い切りでは栗東坂路4F51秒7(一杯)の猛時計を叩き出すなど状態面は絶好だ。京都コース経験があるのも大きく、首位争いは必至だろう。

全兄がドリームジャーニー、そしてオルフェーブル。ゆえに期待も大きくかけられるアッシュゴールドだが、前走はレース前のテンション上昇で消耗しきってしまい8着に終わったように、現状まだ若さが目立つ。それでも、デイリー杯2歳Sでメンバー最速の上がり脚を使ったように、性能の高さは折り紙付き。1週前追い切りの動きが案外だったが、気難しさが影響しただけで本数は十分に足りている。スムーズに走りやすい京都コースでは【1.1.0.0】と崩れておらず、巻き返しの可能性十分。

今回と同じ京都芝1800mの新馬戦を勝ち上がってきたのが、スイープトウショウの仔レガッタだ。昨年末からここを目標に乗り込まれ、1週前のウッドでハードな併せ馬を消化。ここまで良化に手間取っている印象だが、このひと追いでグンと良くなってくるはず。デビュー戦は物見をしながら能力だけで快勝。1戦だけとは言えキャリアを積めたのは大きく、慣れを見込めば重賞でも太刀打ち可能だろう。

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