おしらせ
柴田善騎手が黄綬褒章をJRA騎手として初めて受章
柴田善臣騎手(55、美浦・フリー)が春の褒章において黄綬褒章を受章することが発表された。中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められたもの。黄綬褒章は2020年秋に南関東・大井競馬所属の的場文男騎手が受章しているが、中央競馬の現役騎手としては初めて。1985年JRA騎手デビュー。2022年4月28日現在で、JRA通算2万1686戦2314勝、うち重賞96勝。2021年には農林水産大臣賞を受賞している。
同騎手は「このたびの春の褒章において、黄綬褒章を受章することとなり、大変光栄に感じております。このような栄誉に浴することができたのは、これまで支えてくださった多くの方々のご理解とご協力によるものであり、私一人では到底受章できなかったものと、あらためて感謝申し上げる次第でございます。今回の件は、治療からの復帰を目指しながらも、心の折れそうな気持ちになった中、とても勇気づけられるものとなりました。この受章を励みに、早く復帰して、関係者の方々と共に競馬の発展に一層貢献していきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。
(Text:Hattori)
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