おしらせ
【今週の重賞】[福島牝馬S]Vマイルに向けて愛知杯勝ちのルビーカサブランカなど17頭が集結
■4月23日、競馬場で第19回・福島牝馬S(GIII、芝1800m)が行われる。
ルビーカサブランカ(牝5、栗東・須貝)は、重賞初挑戦となった2走前の愛知杯で見事優勝。前走中山牝馬Sでは6着に負けはしたが、勝ち馬とはコンマ2秒差で、上がりはメンバー中3位と最後までしっかり脚を伸ばしており、悲観するような負け方ではなかった。過去21戦中17戦で上がり3位以内をマークと強力な末脚を持っており、ここでも切れ味は上位の存在。先週は3頭併せで相手2頭を圧倒するなど攻め気配上々で、巻き返しに期待できる。
アブレイズ(牝5、栗東・池江)は、約5カ月ぶりの長期休養明けとなった前走中山牝馬Sで2着。4角から徐々にポジションを押し上げて直線ではいったん先頭に躍り出たものの、ゴール直前で交わされてしまった。この時の勝ち馬クリノプレミアムは斤量53キロで、アブレイズは56キロのトップハンデ。斤量の差を思えば、勝ちに等しい2着だろう。今回初となる福島舞台がカギとなるが、前走で見せたような機動力があればクリアできそう。
フェアリーポルカ(牝6、栗東・西村)は20年の勝ち馬で、再度のタイトル奪取を狙う。前走中山牝馬Sでは、外枠から中団馬群へ潜り込んで脚を溜めたが、勝負所で前の馬が下がってきてしまい力を出し切れず14着に大敗。結果的に内伸びの馬場でなく、外を回ったクリノプレミアムとアブレイズが差し込んできており、位置取り次第でもう少し違ったかもしれないと思わざるを得ない内容だった。昨年の中山牝馬以降は重賞で今一歩の成績が続いており、6歳という年齢についても不安を拭い切れない。コース実績とこれまでの経験値を活かせるかがポイントになる。
シャーレイポピー(牝7、栗東・石坂)は、2勝クラス、3勝クラスと連勝の勢いに乗って初タイトルを目指す。3歳秋の紫苑Sでは先行粘り込みを図り、勝ち馬のファインルージュにコンマ4秒差の4着に健闘。次走の2勝クラス・五色沼特別(今回と同コース)では中団から差す競馬で2着に好走し、脚質の幅を広げた。ここ2走はマイル戦。今回は昇級初戦にもなるが、コース実績と勢いは軽視できない。
ホウオウエミーズ(牝5、美浦・池上)は、2走前に格上挑戦で臨んだ愛知杯に大敗。次走の自己条件・スピカSを勝利し、あらためてオープン馬として重賞に挑んでくる。愛知杯こそ立ち遅れて後方からの競馬となったが、それを除けば好位からの競馬に安定感が増している。福島芝1800mの織姫賞で勝利実績があり、中山でも崩れず走ってきた馬なだけに小回りコースは大歓迎。勝ち味に遅い感はあるものの、流れ次第でチャンスはありそう。
ほか、中山牝馬Sをしんがり人気で勝利したクリノプレミアム(牝5、美浦・伊藤伸)、人気薄の逃げ粘りに期待したいロザムール(牝6、美浦・上原)、重賞初挑戦のエヴァーガーデン(牝5、美浦・深山)などが参戦予定。混戦ムードでどの馬にもチャンスがありそう。
(Text:Funaki)
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