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【京都記念】キズナ、ハープスターら有力馬最終追い

2月18日に京都競馬場で開催される京都記念(GII、芝2200m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

9カ月半ぶりの出走となるキズナは武豊騎手を背に栗東ウッドコースを単走。序盤はゆったりした入りで無理なく徐々にギアを上げると仕掛けられた直線で鋭く切れ、ラスト2Fを12秒0-11秒8(一杯)という極上ラップで駆け抜けてみせた。6F全体も78秒台で、文句なしの好タイムだ。1週前の坂路追いではラストにややズブいところを見せていたが、この最終追いで臨戦モードに入ったところをしっかりとアピール。体は増えているが、成長分で問題はないだろう。自分の力を出せる状態に仕上がった。

昨年秋のジャパンC以来となるハープスターは栗東ウッドで単走の最終リハ。1週前に強い負荷をかけているためこの日は終いだけ重点の内容となり、手応えにお釣りを残しながらもラスト3F38秒8-1F12秒3(強め)とまずまずの切れを披露した。“GI仕様”ならばラスト1Fで12秒は切ってくる馬だけにまだ良化の余地を残しているようには感じるものの、シーズン初戦としてはまったく問題のない仕上がりだろう。

前走の中山金杯を制し、重賞を初勝利したラブリーデイは栗東坂路を単走の最終追い切りを行い、4F53秒4-1F12秒4(一杯)と稽古で目立たないタイプのこの馬としては上々の時計をマークした。昨秋から休みなく走っており前走はレコード駆けだが、中間しっかり乗り込まれており反動はほとんどなく、この馬なりの好調をしっかりとキープできていると見ていい。

前走ステイヤーズSで4着だったスズカデヴィアスは栗東坂路を単走で追われ、4F51秒3-1F12秒2(一杯)と自己ベストタイムタイとなる好時計を叩き出した。旧来の自己ベスト(2014年4月)は騎手騎乗、併せ馬でのものだったが今回は体重の重い助手騎乗、単走でのものだけに地力強化は明白といったところだろう。中間は橋田厩舎の調教大将アドマイヤサガスとのスパーリングで互角の動きを披露するなど、2カ月ぶりを感じさせない絶好の状態に仕上がっている。

前走、3番人気に推された日経新春杯で8着だったトウシンモンステラは栗東ウッドで古馬1000万下を追走。1秒以上先行した相手を徐々に追い詰め、追い比べを制すると半馬身先着のフィニッシュを果たした。やや急仕上げだった前走を叩かれ、状態は型どおり上昇していると見ていいだろう。

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