おしらせ
【クイーンC】無傷の3連勝なるか キャットコイン
2月14日、東京競馬場では3歳牝馬の重賞・クイーンC(GIII、芝1600m)が行われる。
ここまで無傷の2連勝で来ているキャットコイン。新馬戦は辛勝だったが、2戦目は中山マイルの大外スタートという不利がありながらこれをものともせず、2着に1馬身以上の差をつけての快勝で、性能は確実に世代上位のものがあるだろう。自分でレースを作れない嫌いはあるものの、東京コースでの一戦なら直線だけでなんとかしてしまうシーンがあってもいい。中間は短期放牧を挟み、ここまでポリトラックで3本を消化。時計面ではやや物足りないが、前走時もこの程度であの走りを見せているだけに仕上がりに関して割り引く必要はないだろう。
ロカは鮮やかな新馬戦の勝ちっぷりに近親ディープインパクトという毛並みの良さから、2戦目の阪神JFで1番人気に推された。しかし、まともに出遅れ最後方からの競馬となり、道中でも押さえがきかず行きたがるような素振り。馬がややパニック気味になってしまった感はあり、キャリアの浅さが仇となったようだ。それでも終いはいい脚を使って8着まで盛り返したのは、能力があるからこそ。2カ月の休養で立て直し、改めて真価を問われる。帰厩後はコース追いと坂路を併用し、乗り込みは順調そのもの。うるさい面を見せてはいるが許容範囲内だろう。初となる関東への輸送がどうかだが、極端にイレ込むようなことがなければ上位争い必至。
前走の阪神JFは鞍上との折り合いを欠き、直線まったく弾けずの13着に終わったダノングラシアス。2走前のファンタジーSでは展開利のあった勝ち馬こそ捉えられなかったが、直線でいい脚を使って2着に入っている。道中しっかり脚を溜められれば重賞で勝ち負けできるだけの力の持ち主だろう。調整は順調に進んでおり、1週前追いでは後ろに馬を置いて我慢させるメニューを消化するなど、陣営は折り合い面強化に余念がない。これが奏功し、落ち着いてレースに臨めれば争覇圏も見えてくる。
早々に2勝目を上げ、重賞でも自分の形である先行策から差のない結果を残しているスマートプラネット。今回も積極策に出てくるのは必至の状況で、無風の逃げが叶えば粘り込んでの上位入線は可能性十分だ。1週前追いでは共同通信杯に出走予定の僚馬コスモナインボールを脚色で圧倒するなど、デキは間違いなくいい。過去2勝ともに新潟で挙げたもので、左回りに替わるのも歓迎だろう。
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