【地方競馬トピックス】連覇を狙ってランフォルセがエントリー　佐賀記念

■2月10日、佐賀競馬場で交流重賞・佐賀記念（JpnIII、ダ2000m）が開催される。地方、中央から12頭が参戦。

昨年このレースを制したランフォルセ（牡9、美浦・萩原）がエントリーしている。昨年の勝利以降交流重賞で5走し、5回すべてで馬券圏外。年齢ゆえのものか序盤の位置取りが悪く、追走に手一杯というレース運びが祟ってパフォーマンスを落としているが前走交流GIの川崎記念では道中3角までとは言え先頭に位置する積極策を取れた。巻き返せそうな雰囲気は十分。昨年同様小倉に入っての調整だが、スムーズに時計を出せているのもいい材料だ。ソリタリーキング（牡8、栗東・石坂）は昨年ランフォルセに半馬身差の2着。2走前、3走前と交流重賞で続けて1番人気を裏切っているが展開面に泣いた比重が高く、力がグンと落ちたわけではなかろう。中間はしっかり負荷をかけた稽古を消化できており体調面は万全。ある程度流れる展開なら、ジワッと長くいい脚を使って勝ち負けに食い込んでくるだろう。実績上位勢がやや頼りないメンバー構成なだけに、今回が初の交流重賞挑戦となるリキサンステルス（牡5、美浦・奥平）にもチャンスは十分だ。前走、実質昇級初戦だったポルックスSでメンバー最速の末脚を繰り出し5着とクラスにメドを立てており、休み明けを叩かれ型どおり気配を上げているとなればタイトルホルダー相手にも見劣らない。

■別府真衣騎手（27、高知・別府真）が2月3日の高知競馬第2Rを勝利し、地方競馬通算500勝を達成した。2005年10月9日のデビュー以来、5182戦目（3405日目）での達成で、これは地方競馬における女性騎手最多勝利記録（626勝）を持つ、愛知の宮下瞳元騎手の6409戦目（4388日目）を抜いて、女性騎手最速記録の更新となった。

別府真衣騎手は「490勝くらいからファンのみなさんにもカウントダウンということで数えていただいて応援していただいてたんですけど、最後の1勝をなかなか挙げることができなくて…今日達成できてほっとしています。まだ、626勝という目標があるので、1鞍1鞍大事に頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と、高知県競馬組合を通じてコメントを発表している。


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