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【小倉大賞典】素質馬が本格化! ラングレー

2月22日、小倉競馬場ではハンデ重賞、小倉大賞典(GIII、芝1800m)が行われる。

ラングレーは間隔を挟みつつ1000万下、準オープンと連勝。特に前走は大外スタート、序盤に接触と楽ではないレースだったが小回り中山で長くいい脚を使っての楽勝を収める、収穫の多い一戦だった。世界的名牝ミエスクから連なる一族の一員で、早くから素質が期待されていた馬がようやく本格化を果たしてきた印象だ。ウッドでの1週前追いでは馬なりで6F79秒1と自己ベストを更新。3カ月ぶりだった前走を使われての上昇度はかなりありそう。古馬相手の重賞は今回が初ながら、ハンデ54キロなら互角以上の戦いは可能なはず。重賞勝ちはひとつ下の全弟リアルスティールに一歩先んじられた。ここで勝利し、兄貴の威厳を保ちたい。

前走でオープン特別2勝目を挙げたレッドレイヴンだが、重賞タイトルには未だ手が届いていない。条件ベストと言える直線平坦、芝1800mのここで、念願のタイトル奪取となるか。小倉は初参戦になるが、昨年春の福島民報杯でムーンリットレイクに3馬身半差をつける快勝を収めており、小回りが悪かろうはずがなくハンデ56.5キロも想定内。Vチャンスは大きい。中間はここへの出走を念頭に、厩舎でじっくりと調整。併せ馬を5本消化するなど稽古内容は濃厚で、5カ月ぶりだった前走時からしっかり気配を上げ申し分ない状態にある。

重賞2勝と実績十分のメイショウナルト。小倉では2013年の小倉記念勝ちを含め通算3勝と、コース相性も抜群で前走中山金杯8着からの巻き返しは十分に警戒しておきたいところだ。その前走はハナを譲り自分の競馬には徹せなかったもので、高速決着も向かなかった。参考外としていいだろう。今回、同型の出方次第だがスムーズに先手を取ることができれば侮れない。中間は短期放牧を挟んで速い時計を2本消化。帰厩早々の追い切りではやや鈍さを感じさせたが、1週前のウッド追いでグンと良化した姿を披露した。ラストに仕掛けられての反応は機敏で、緩んだ雰囲気は一切感じられなかった。あとひと追いで万全に仕上がってくるだろう。

ヒットザターゲットは昨年宝塚記念で4着、天皇賞・秋では勝ち馬に0秒2差の5着とGIでの健闘が光った。本来直線平坦コースが得意の馬だが“守備範囲外”の阪神、東京で好走できたのは地力強化の証だろう。一昨年このレースを制した頃から更にパワーアップを果たした印象で、当時の57キロから0.5キロ増で済んでいるのは恵まれた印象がある。2カ月ぶりで仕上がりが焦点となるが、終いだけ重点に追われた1週前の稽古で、上々の伸び。最終追いである程度負荷をかけられれば、力を出せるデキに仕上がってくるはず。

GI馬カレンブラックヒルが参戦。さすがにハンデは58キロと見込まれたが、陣営にとっては許容範囲内で天皇賞・秋において背負った斤量でもあり、そこまで割り引く必要はない。小倉は初参戦だが、先行脚質から考えれば復活Vを狙うのにちょうどいい舞台だろう。ただし放牧明けから良化に手間取っている印象があり、1週前追いでの栗東坂路4F53秒1という数字は、稽古駆けするこの馬としてはいささか物足りない。攻めと実戦が直結するタイプなだけに、最終追いでどこまで動けるかに注目。

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