おしらせ
【中山記念】1800mでは無敗! イスラボニータ
3月1日、中山競馬場では伝統の古馬重賞・中山記念(GII、芝1800m)が行われる。
昨年の皐月賞馬イスラボニータがここから始動する。秋緒戦のセントライト記念を快勝した後はGIで古馬と対決、天皇賞・秋はスピルバーグに0秒1差の3着と力は見せた。ジャパンCは9着だったが、これは明らかに距離が長く情状酌量の余地は十分。帰厩後は再三の併せ馬でしっかりと負荷をかけられており、太目感なく仕上がっている印象だ。ベストの距離と言える1800m戦ではここまで【3.0.0.0】と無敗なだけに、復帰初戦から結果を出したいところだろう。
樫の女王ヌーヴォレコルトは秋華賞、エリザベス女王杯でそれぞれクビ差の2着と惜敗に終わった。いずれも“負けて強し”の印象たっぷりのレースぶりで、最優秀3歳牝馬の栄誉こそハープスターに譲ったが、牝馬路線であれば力関係は圧倒的に上位の存在、今回は強豪牡馬が相手となるが、今後のことを考えれば簡単に屈することのできない重要な一戦となりそうだ。1週前追い切りでは、古馬500万を後方から追いかけ先着。しかし鞍上が必死に追ってようやく格下馬を追い抜いた印象があり、正直見栄えはしないものだった。今週の追い切りでどこまで変わってこれるかに注目だ。
2013年の皐月賞馬ロゴタイプは、2走前の中山金杯2着からなんと根岸Sに参戦。行きっぷりこそ悪くなかったものの直線で追われてまったく伸びなかった。やはり芝でこそ、と陣営は判断したようで改めて芝中距離路線に戻ってきた。中間はウッドで豪快な動きを披露しておりダートに“寄り道”した影響はほとんどなさそう。中山記念は昨年58キロを背負って3着だが、今年は57キロを1キロ軽くなる。これまでの戦歴から考えても中山芝の中距離がベストな馬なだけに、上位進出は必至。
ステファノスは前走富士Sで重賞を初制覇。中山では【0.0.0.1】だが、これが昨年の皐月賞でイスラボニータに0秒4差の5着だから、今回の舞台に臆することはないだろう。しかし4カ月の休み明け後、稽古での動きを見る限りやや良化に手間取っている印象だ。1週前、シュタルケ騎手が騎乗した併せ馬でようやくピリッとした動きを見せており、最終追いでの変わり身に期待したい。
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