【アーリントンC】初重賞制覇へ！アルマワイオリ

2月28日、阪神競馬場では出世レースの、アーリントンC（GIII、芝1600m）が行われる。

前走GI朝日杯FSで14番人気ながら、ダノンプラチナに0秒1差の2着と激走したアルマワイオリ。オープン特別のもみじSを快勝したものの、1600ｍ戦への距離適性と一気の相手強化が不安視されて不当に人気を下げていたが、そんな不安など振り払う走りを見せた。距離にもメドを立てており、このメンバーなら実績は上位で初重賞制覇のチャンス十分だ。

もう1頭朝日杯FS組のネオルミエールは、その前走でスタートのタイミングが合わずに後方からの競馬になるも、直線では巧く馬群を捌きながら4着に食い込む走りを見せた。1週前には格上の古馬と併せ馬を消化し、0秒2遅れるもしっかりと喰らいついており問題はなさそうだ。ゲートに課題が残るも発馬が五分なら、十分に上位争いは可能だろう。

白梅賞で直線早めに先頭に立つと、そのまま押しきる横綱競馬で快勝したナリタスターワンは、ここまで2戦2勝と無敗をキープ。新馬戦は出遅れて後方からの競馬になるも、出走メンバー中最速の上がりを駆使しての荒っぽい勝ち方だったが、前走は好位からスムーズに立ち回る競馬を見せており、レースぶりが上達してきた。まだまだ底を見せておらず、3連勝に期待がかかる。

ナイトフォックスは未勝利、ジュニアCと2連勝でここに駒を進めてきた。1週前の追い切りでは3歳未勝利馬を2秒近く後方から追いかけ楽に併入しており、状態に関しては文句なしの動きを披露している。今回は初の関西遠征となるものの、輸送をこなせば重賞でも好走可能だろう。

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