おしらせ
【オーシャンS】昨年夏の女王リトルゲルダ 本番に向けて始動
3月7日、中山競馬場では1着馬に優先出走権も与えられる高松宮記念に向けての重要な前哨戦、オーシャンS(GIII、芝1200m)が行われる。
昨年のサマースプリントシリーズチャンピオンリトルゲルダがココから始動する。北九州記念、セントウルSを連勝し香港スプリントに挑戦するも14着と敗れているが、昨年の成績から国内では実績上位。帰厩後は坂路で十分すぎるほどに乗り込まれており、1週前追い切りでは併せ馬で一杯に追われる僚馬に馬なりで併入としっかり動けており、休み明けからやれる態勢にある。
ハクサンムーンはここ2戦続けて2桁着順と成績が振るわないが、過去に絶対的王者のロードカナロアに土をつけ、スプリンターズSでは2着と実績馬だ。順調に調整されているが、この馬にしては中間目立った時計は出ておらず、今週の追い切りでどこまで変わってくるか注目だ。主戦の酒井騎手に手綱が戻り人馬共に復活へ燃える。
中山の1200m戦は【3.3.0.1】と相性抜群の成績を誇る去年の覇者スマートオリオンは、前走のラピスラズリSでこそ掲示板を外したが、絶好の手応えで直線を向くも前が壁になる不利で全く走っておらず反撃は可能だ。1週前追い切りでも軽快なフットワークでウッドコースを駆け抜けており、連覇は十分に射程圏内だ。
一昨年の勝ち馬サクラゴスペルはラピスラズリSで58キロ2着(クビ差)と復調気配をみせている。中間の稽古もテンから意欲的に飛ばして、最後もしっかりと動けており調整は万全だ。一昨年はラピスラズリS→オーシャンSを勝利しており、今回同じローテーションで挑んできており軽視は禁物だ。
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