おしらせ
【地方競馬トピックス】来年2016年のJBCは川崎競馬場で開催
■3月4日、川崎競馬場で古馬牝馬の交流重賞・エンプレス杯(JpnII、ダ2100m)が開催される。
昨年のこのレースを2着に大差をつける圧勝で制したのがワイルドフラッパー(牝6、栗東・松田国)だ。その後船橋のマリーンCでも7馬身差の圧勝、続く牡馬も相手だった中央の重賞平安Sでは3着と牝馬ダート戦線においてはトップランナーとして活躍を続けてきた。明らかな調整不足だった昨夏ブリーダーズGC、スタート後に躓いた前走JBCレディスクラシックこそ獲り逃したがそれでも大崩れはせず馬券圏内は確保するあたりはやはり地力があるからこそ。JBCで先着を許したサンビスタとトロワボヌールが不在のメンバー構成なら、まず落とせない一戦となる。久々になるが、先週土曜1000万条件を勝ったハギノタイクーンとのスパーリングでは常に優勢に動いており、デキは申し分なしだ。社台系(オーナーは吉田照哉氏)の牝馬とあって、今回が引退レース。花道を華麗に飾ることができるか。アクティビューティ(牝8、栗東・柴田光)は昨年の2着馬。明けて8歳のシーズンを迎えたが、前走TCK女王盃ではサンビスタに0秒4まで迫る2着に入るなどまだまだ元気いっぱいだ。中間は坂路で好タイムをマークするなど、使い詰めの影響はなく好調をしっかりキープできている。順調に使われている強みを活かし、昨年の覇者を逆転してみせたい。天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの仔アムールブリエ(牝4、栗東・松永幹)は1000万下、準オープンと2連勝中だ。川崎ダート2100mは昨年6月の関東オークスで経験済み。その時は勝ち馬に2秒近く離されての3着に終わっていたが、明け4歳の成長度合いと目下の勢いなら勝ち負けに絡んできても驚けない。
■地方競馬全国協会(NAR)で開かれたJBC実行委員会の結果、2016年の第16回JBC競走の実施概要が、次の通り決定した。開催日は2016年11月3日(祝・木)、開催場は川崎競馬場で昼間開催となる。ダート2100mのJBCクラシック、ダート1400mのJBCスプリント、ダート1600mのJBCレディスクラシックの3個レース(それぞれ格付けはJpnI)を実施。川崎競馬場でのJBC開催実施は、4年ぶり3回となる。
「この度、2016年第16回JBCの開催場として川崎競馬場が選定されましたことを誠に光栄に存じます。JBC協会並びにJBC実行委員会の皆様をはじめ、JBCの実施に向けご尽力を頂いております関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。当場での開催は2012年以来3度目となりますが、2016年は、当場隣接地に年間約300万人の来場を見込む新たな商業施設が開設される年であり、川崎競馬場周辺が「競馬観戦、ショッピング、飲食」が同時に可能となる、日本初の一大レジャーエリアとして大きく変貌を遂げる年です。当場も商業施設のオープンに合わせ、競馬ファンの皆様はもとより、競馬初心者の方でも気軽にご利用頂けるような、幅広いニーズに対応した施設にリニューアルすることを計画しております。今後、第16回JBCの成功に向けて、川崎競馬場関係者が一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、競馬ファンの皆様、関係者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。」との神奈川県川崎競馬組合開催執務委員長・楯岡信一氏のコメントがNARを通じて発表されている。なお、今年2015年の第15回JBC競走は、11月3日(祝・火)に大井競馬場で開催。
■特別区競馬組合(大井競馬)は2月27日、資格のない者を騎手調整ルームに出入りできる者と偽り入室させていたとして、御神本訓史騎手(33、大井・三坂盛)に騎乗停止30日間の処分を下したことを発表した。
同騎手は2013年2月21日から2014年11月13日までの間、14回にわたり資格のない者を大井競馬騎手調整ルームに「施術師である」と、虚偽の申告をして入室させていたとのこと。これが、特別区競馬組合競馬実施規則(第19条)の規定にある開催執務委員指示事項に違反しているため、2015年3月2日から同年4月10日までの30日間騎乗停止の処分となった。
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