おしらせ
【フィリーズR】ムーンエクスプレス、クイーンズリングら有力馬最終追い
3月15日に阪神競馬場で開催されるフィリーズR(GII、芝1400m)に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
阪神JFで4着だったムーンエクスプレスは栗東坂路で併せ馬。松山騎手を背に2馬身先行する1000万条件馬を追走し、終いの仕掛けに鋭く反応すると相手に抵抗させず1馬身の先着となった。短期放牧明けだが中間は入念に併せ馬を消化し、好内容を連発。前走時と遜色ないデキに仕上がっているようだ。
2戦2勝のクイーンズリングは栗東坂路を単走。余力残しの手応えで終いだけ伸ばされ、4F53秒4-1F12秒5(強め)をマークしている。跳びが大きいタイプでゴーサインへの反応に一瞬だけモタつきを見せたが、ギアが入ってからの伸びは秀逸。中7週の調整期間で入念にウッド追い、坂路追いをこなし前走時以上の状態にありそう。
堅実さが持ち味のラッフォルツァートは中2週となるため、栗東坂路単走の最終追いが中間唯一の時計。終始楽な手応えでラストも軽く促されただけだったが4F52秒2-1F12秒4(馬なり)と好時計をマークした。使い詰めの影響は少なく、この馬なりの好調を堅持できているようだ。
ファンタジーSの勝ち馬クールホタルビは1週前追いが実質の最終追いで、今週はラストの反応を確認する程度の内容。栗東坂路で4F55秒2-1F12秒9(馬なり)をマークし、ラストの軽快さは目を惹いた。3カ月ぶりで本数的にはもうひと追い欲しかった印象だが、ひとまず力を出せる態勢にはありそう。
前走フェアリーSで4着だったコートシャルマンは岩田騎手が騎乗し、栗東坂路を単走。4F52秒3-1F12秒3(馬なり)と、ラストに鋭い伸びを見せた。短期放牧を挟んでいるが緩んだ雰囲気は感じられず、馬自身に前向きさがあるのが印象的。いい状態で臨めそうだ。
ダート戦で2勝を挙げているノーブルヴィーナスは四位騎手がまたがり、栗東坂路で最終調整。今回初コンビとなる鞍上が終いの伸びを確認する程度の内容だったが序盤の折り合い、ゴーサインへの反応ともに上々のところを見せ、自分の力を出せる態勢にはあるだろう。
前走500万条件を快勝したペルフィカは栗東坂路で500万条件の古馬と併せられ、ラストの追い比べに屈せず同入に持ち込んだ。脚色では見劣ったが、しっかり負荷を掛けられたこと自体は評価できる。3カ月ぶりだった前走快勝の反動は少なそうで、上積みこそ強調できないものの、好調キープと見ていい。
▽【関連リンク】
■これを見ずして日曜日の馬券は買えない!イチオシ大予想TV「馬キュン!」
■驚異の新指数【WINDEX】 40万馬券的中結果はコチラ!!
■フィリーズレビューは金曜18時公開予定 驚異の新指数【WINDEX】
■【UMAJINアプリ】新バージョン現在配信中!