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オルフェーヴルらを輩出 繁殖牝馬オリエンタルアートが急死

有馬記念などGIで3勝を挙げたドリームジャーニーや牡馬クラシック3冠馬オルフェーヴルを母として送り出した、繁殖牝馬オリエンタルアートが3月7日、繋養先の社台コーポレーション白老ファーム(北海道白老町)で死んだことが明らかになった。出産後に子宮穿孔による腹膜炎を発症したことが原因とのこと。18歳だった。

同馬は2000年にデビューし、新馬戦など中央で3勝の成績を挙げたのち繁殖入りした。2004年に生まれた初仔ドリームジャーニー(父ステイゴールド)がGI3勝を含む重賞7勝、2008年に生まれた5番仔オルフェーヴル(父ステイゴールド)は牡馬クラシック3冠などGIで6勝を挙げ、2年連続凱旋門賞で2着と大活躍。この2頭で重賞を18勝、GIは9勝の成績を残した。なお、これまで出走に至ったオリエンタルアート産駒は前記2頭を含む8頭で、屈腱炎でやむなく引退となったマトゥラー(父ディープインパクト)以外は全て中央で勝ち上がり。産駒の獲得総賞金(3月8日現在)は約23億9364万円と、顕著な成績を残している(ちなみに繁殖牝馬として成功著しい例としてエアグルーヴの産駒は重賞勝ち3頭、重賞13勝、GI3勝、産駒獲得総賞金は約16億8650万円)。

ステイゴールド産駒2頭の成績が飛び抜けて良好だったため、2009年の種付け以降はすべてステイゴールドが交配され続け、2010年出産の牡馬リヤンドファミユ(若駒Sなど中央3勝)、2012年出産の牡馬アッシュゴールド(中央1勝、デイリー杯2歳Sで2着など)が、現在現役として活躍を続けている。また現在2歳、1歳の仔(いずれも牝馬)がデビューを控え、死因となった3月4日の出産では牝馬が誕生。偉大な母の血脈を繋ぐ活躍に期待がかかる。

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