交流重賞2勝のティアップワイルドが引退　乗馬に

2013年のかきつばた記念（名古屋・JpnIII）を制したティアップワイルド（牡9、栗東・西浦）が、3月19日付けで競走馬登録を抹消・引退となることがJRAより発表された。

同馬は2歳の10月、京都のダート1800mでデビュー（5着）。5戦目で初勝利を挙げている。比較的順調に勝ち星を重ね、4歳の6月安芸Sを勝ってオープン入りを果たした。明け5歳緒戦となった、ジャニュアリーSでオープン初勝利。暮れの交流重賞・兵庫ゴールドトロフィー（JpnIII）を制して重賞ウイナーとなった。以降も園田、高知、大井、名古屋など積極的に交流重賞への出走を続け、7歳時に出走した名古屋・かきつばた記念を勝って重賞2勝目。GI級のレースでは、盛岡・JBCスプリントへも出走を果たしている（6着）。8歳の秋には障害へ活路を見出し、初戦から快勝。今後の活躍が期待されていたが、今月の阪神スプリングJをラストランに引退することとなった（12着）。今後は、埼玉県入間郡三芳町の日本乗馬倶楽部で乗馬となる予定とのこと。

▽【ティアップワイルド】
父ワイルドラッシュ
母フォーティエース
母父フォーティナイナー
通算　48戦12勝（うち地方13戦2勝）

《重賞勝鞍》
2012年 兵庫ゴールドトロフィー（園田・JpnIII）
2013年 かきつばた記念（名古屋・JpnIII）

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