おしらせ
【阪神大賞典】いよいよ絶好調ゴールドシップ 3連覇へ視界よし
3月22日、阪神競馬場では1着馬に優先出走権も与えられる天皇賞・春に向けての重要な前哨戦、阪神大賞典(GII、芝3000m)が行われる。
本番の天皇賞・春では凡走するのだが、ことこの阪神大賞典では2年続けて磐石の走りを見せてきたのがゴールドシップだ。長距離のレースで脚が溜まり、かつ直線が坂でパワーを要するという条件がこの馬にとってベストということだろう。前走AJCCの大敗がどうにも不可解だが、2走前の有馬記念で勝ち馬に0秒1差の3着(それも14番枠スタートのぶん距離損があった)、稽古の動きなどを見てもほとんど衰えを感じないだけに、3連覇の可能性は十分と言える。汚名返上とばかり、この中間の攻めは熱心そのもの。2週前はウッドで若武者ベルラップをアオり貫禄を示すと、1週前は坂路で3歳未勝利馬を問題にせず、追走先着。余力を残して4F51秒4をマークしており、いよいよ絶好調か。今週は流す程度で大丈夫だろう。
トーホウジャッカルは昨年秋の菊花賞勝ち馬。それもソングオブウインドのレースレコードを1秒7更新するというとてつもない時計での快勝だった。時計に関しては馬場の恩恵があったにせよ、デビュー戦から5カ月弱での菊花賞制覇はやはり離れ業。古馬一線級と互角以上に闘える器の持ち主だろう。さすがに一気に頂点まで駆け上がった反動があったか、菊花賞後は有馬記念を見送り休養に。ここを復帰戦に見据え、1月下旬から酒井騎手が付きっ切りで、じっくりと調整されている。1週前追い切りも酒井騎手が手綱を取り、ウッドで単走。渋った馬場を気にしたかやや伸びを欠いたあたりがどうかだが、トラック調教でしっかり負荷をかけられたことそのものは評価できる。今週のひと追いで態勢は整ってきそうだ。
昨年後半に京都大賞典、金鯱賞とGIIを連勝し地力強化ぶりが顕著なのがラストインパクトだ。前走有馬記念は直線で前が窮屈になるシーンがありながらも、3着争いに雪崩れ込む0秒2差7着。スムーズならば勝ち負けまであったかも知れず、ここに入ってもなんら気後れする必要はない。ひと息入ったが、ここに向けての攻めではあのハープスターを相手に追走先着を果たすなど動きは絶好。3歳時の菊花賞では4着に入っており、距離に関してもメドはたっている。稽古の良さがそのまま実戦に出ればGI馬に先んずるシーンがあってもいい。
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