【先週のお別れ】2012年スイートピーS勝ち　ダイワズームなど

[3月11日抹消]
ダイワズーム（牝6、美浦・鹿戸）
通算成績
31戦4勝

ダイワズームは近親にストームセイコー（新潟ジャンプS勝ち）、ハートビートソング（目黒記念2着、青葉賞3着など）らがいる血統。同馬は2歳の10月、東京でデビュー（4着）。7戦目となった3歳未勝利で初勝利を挙げると、500万下、スイートピーS（OP）と連勝しオークスの優先出走権を手にした。オークス本番では8番人気6着、次走の紫苑Sでは3番人気に推されるも7着、秋華賞へも出走を果たしたが12着に終わっている。翌4歳夏のクラス再編により1000万下まで降格したが、2戦目の松島特別（1000万下）を勝って準オープンへ昇級。オープンへも早い段階で戻れるかと思われたが、このクラスでの最高着順は3着に留まった。5歳の秋には障害へ活路を見出すも成績振るわず、今月のスピカS（1600万下）をラストランに中央登録を抹消（10着）。今後については未定となっている。

[3月12日抹消]
コーディリア（牝6、美浦・尾形和）
通算成績
25戦3勝

コーディリアは叔父にマイルCS、香港マイルなどGI2勝を挙げたハットトリックらがいる血統背景を持つ。同馬のデビューは3歳の6月、函館の芝1800m（6着）。3戦目で初勝利を挙げている。以降はダートに活路を見出すも2勝目が遠く、1勝のまま5歳の秋を迎えた。9月に札幌で出走した3歳上500万下では、中団?後方からの競馬が多かった同馬にしては珍しく2番手を追走。4角手前で早くも先頭に立つと、迫る後続を振り切って見事勝利。13番人気という過小評価を大きく覆し、約2年振りに勝ち星を加算した。2着3着は人気馬での決着となったものの3連単の払い戻しは21万にも達し、波乱の立役者となった。昇級初戦となった次走も7番人気で勝利。遅咲きだった同馬の素質が開花した瞬間だったのかもしれない。以降は11月に出走したユートピアS(1600万下)の4着が最高着順、能力を見込まれ重賞の愛知杯へ格上挑戦をするなど今後の活躍が楽しみな1頭だったが、今月出走したスピカS（7着）を最後にクラブの規定のため引退、繁殖入り。現役を続行していたら後にオープン勝ちもあったかもしれないが、その夢は生まれてくる仔に託されることとなった。

3月9日?3月15日までの登録抹消は他52頭

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