【ファルコンS】ブリクスト、ビヨンジオールら有力馬最終追い

3月21日に中京競馬場で開催されるファルコンS（GIII、芝1400m）に出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。

中京で2勝しているブリクストは北村友騎手を背に栗東坂路で単走。余力十分に動けており、ラスト1F12秒4で軽快に駆け抜けた。大きな上積みこそ強調できないが、しっかり負荷をかけられているあたりは、いい状態を維持している証拠だろう。

2連勝中のビヨンジオールは野中騎手(レースは横山典騎手)を背に美浦ウッドコースで併せ馬。3馬身ほど先行する相手(古馬500万下)にゴール前仕掛けると鋭く伸びて併入した。ここ2戦は追い込んで勝利しており直線が長くなる中京はさらにパフォーマンスを上げそうだ。

函館2歳Sの勝ち馬アクティブミノルは朝日杯FS以来となるが、藤岡康騎手が跨り栗東ウッドコースを単走で一杯に追われると、終い11秒9をマークした。しっかり負荷をかけることができており、余念のない仕上がりぶりだ。

前走中京1400ｍのなずな賞を快勝したフミノムーンは栗東坂路コースで単走追い。遅い時間帯で馬場が荒れていたが、ゴール前軽く仕掛けられると4F54秒2-1F12秒5(強め)をマークした。時計が出にくいコンディションだったことを考慮しても好時計で走れており、このひと追いでグンと良くなってきそうだ。

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